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2019年08月30日(金)

生徒会役員共 18 



著者:氏家 ト全
発売日: 2019/8/16

評価〔B-〕 DVD見たいなあ。
キーワード:4コマ漫画、学校、ギャグ、下ネタ

「編み物仲間が3人そろったな」「え?」(本文より抜粋)


相変わらずという言葉しか出ませんが、今までどおりのギャグです。今回もDVD付き限定版もあります。

登場人物が多いためか、出番の多い人と少ない人にはっきり分かれています。今回はウオミーを含む英稜高校の人たちが多めです。前回初登場のあの人は登場するけど少なめです。

ここ数巻はあまり大笑いすることはなくなりました。さすがに新鮮味はありませんが、飽きたわけではありません。おそらく。でも、そろそろ何か進展があっても良い気がします。


[ 2019/08/30 22:06 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年08月22日(木)

岡本倫短編集 Flip Flap 新装版 



著者:岡本倫
発売日: 2014/7/18

評価〔B+〕 徐々に変化しているのが分かります。
キーワード:短編集、ギャグ、シリアス、SF、

「おれに出来ることは記憶の削除と追加だ」(レジストラより抜粋)


2000年のデビュー作から2011年までの8つの短編をまとめた短編集です。既に出版してある同名の短編集の新装版です。

初期からあの独特のギャグセンスなのかなと思って読んだら、熱血ものだったり切ない恋愛ものだったり様々で意外でした。顔の描き方も変化しているのが分かります。「極黒のブリュンヒルデ」のプロトタイプ読切「きみとこうかん」ではもうブリュンヒルデとほとんど変わりません。

面白かったのは「レジストラ」と「アルマージュ」です。特に「レジストラ」の夢を叶えたあの人が面白くて好きです。どう考えたらあの発想にいたれるのか不思議です。この短編は実は前に読んだことがあり、面白くて他の短編も読みたいと思ったのが本書を読むきっかけとなりました。上記の2つは盛り上がるし短編としてちょうどいい長さでスパッと終わるので良かったです。

長編もいいけれどこうした短編集もたまには出して欲しいですね。


[ 2019/08/22 20:42 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年08月22日(木)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット 



著者:木元 哉多
発売日: 2018/8/22

評価〔B+〕 全部は当てられないなぁ。
キーワード:ミステリ、死後、連作短編集、

だとしても、動機はなに? 天国に行ってしまったら、すべてが謎のまま終わる気がした。(第3話より抜粋)


被害者と閻魔と推理ゲーム、3冊目です。

事件から推理への流れはいつもどおりですが、被害者それぞれが個性的で興味深いです。マンネリに陥りやすそうな設定ですが、前作「負け犬たちの密室」でもそうだったのですが、ちょっと捻った事件にしてみたり個性豊かな人物を登場させたりして変化があって面白いです。

中でも変わっていたのは第3話です。犯人や殺害方法ではなく動機を当てるワイダニットと呼ばれるタイプでした。珍しいです。あー、これはまったく分からないと推理するのを諦めて読み進めていたら、被害者の推理の途中で急にひらめいて分かりました。前2つの短編では長いこと考えても分からなかったのに。

このシリーズもだいぶ読んできたので、いつかは長編を読んでみたい気もします。物語の構造上、長編は向かないのかもしれませんが、いつか出ないかなと期待しています。



[ 2019/08/22 20:30 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2019年08月17日(土)

数学的決断の技術 やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法 



著者:小島寛之
発売日: 2013/12/13

評価〔A-〕 便利だけど使いこなれるでしょうか。
キーワード:確率・統計、数学、

確率そのものが曖昧性を取り込んだ表現であるにもかかわらず、その確率さえも「0.8または0.9」と二股をかけてもっと曖昧性を持たせることにどんな意味があるのだろうか。(第9章より抜粋)


他人の決断について大まかな理由はよく聞きますが、それに至るまでの過程や考え方の詳細を聞くことは稀だったと思います。人によって様々な決断方法を数学的に解明できるのかと興味を持ち、本書を手に取りました。

大まかな分類で4つのタイプに分けられ、それぞれの思考の癖を読み解いています。4つのうち期待値基準、マックスミン基準、マックスマックス基準はどのようなものか知っていましたけど、最大機会損失・最小化基準だけは名前も知らなかったので興味深く読みました。概念の解説ではなかなか具体例が思いつきませんが、いくつか例を挙げているので理解の助けになります。ピンとこなかった最大機会損失・最小化基準の例として、恋愛の告白が書かれていてなるほどと納得しました。

マックスミンの章でゲーム理論とホームズ対モリアティ教授のゲームが紹介されていますが、どちらも最適解・結論までは知らなったのでためになりました。確かに数学的に解いていているのが分かります。また、マックスマックスを選ぶ人の心理を数字を使って説明していた点も面白かったです。少しはギャンブラーの気持ちが分かったかもしれません。

他にも和が1にならないシェーファーの信念度関数や複数信念の確率論も、決断するものによってはかなり有効そうなので覚えておきたいです。前者の考え方は新鮮でした。最後に著者も書いていますが、迷ったときはなんとか数値化してより良い決断がくだせるようになりたいものです。



[ 2019/08/17 22:12 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2019年08月17日(土)

ふしぎの国のバード 6 



著者:佐々 大河
発売日: 2019/7/13

評価〔B+〕 なぜか異国情緒があります。
キーワード:旅行記、明治、日本、

「バードさんの旅は自分が思うよりずっと、永く広い意味をもつのかもしれない」(本文より抜粋)


山形県から秋田県へ羽州街道を進みます。

バードとイトのそれぞれの問題は一度棚上げにして、明治の日本をめぐる旅に戻ります。地方の独自の習慣も魅力的ですが、ここでは日本全国ほとんど同じだったであろう文化や生活習慣が紹介されています。

現在と大きく印象に残ったのは、火事に対する庶民の考え方です。バードに共感する人のほうが多そう。当時の人はたくましいなあ。一方、紙漉き職人たちの一番の楽しみは、おそらく今の職人でも同じではないでしょうか。分かる気がします。これからもそうあって欲しいものです。

時代が大きく変化する時期に注目してみると、道中出会ったある医師の価値観は格好良かったです。彼が史実の人物かどうかは知りませんけど、あの時代にあのような志を持っていた人はやはりいたのだと思います。古いメスと彼の師の逸話もなかなか良いです。

終盤に明かされたある事実は、二人の旅にどう影響するのでしょうか。次も面白そうです。


[ 2019/08/17 22:06 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年08月07日(水)

ふしぎの国のバード 5 



著者:佐々 大河
発売日: 2018/10/15

評価〔A-〕 良い昔話でした。
キーワード:旅行記、明治、日本、

「運命はいつも自分自身の意志のの中にあるのよ!!」(本文より抜粋)


探検続行を阻む大きな障害を前に、バードと伊藤はどのような決断をくだすのか。

旅自体は進まず主にバードの過去が語られます。彼女はどのような経験をしてきたのか、現在のような生き方はいつ始まったのかが明かされ非常に興味深いし面白いです。現在ではネットで検索すれば簡単に得られるような情報も、当時は誰に聞いてもわからず現地に行ってもそれでも分からないことが多かったと想像できます。

印象深かったのはある冒険家の旅をする理由と、現地ガイドの生き方です。それが終盤の彼女の使命の話に繋がっていて心打たれました。日本の旅が進まなかったのは残念ですが、この過去編が読めて十分満足です。過去編の冒頭を漫画の初めにしても面白かったかもね。

困難に対してどのような解決策があるのか。次の巻に注目です。



[ 2019/08/07 06:55 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年08月07日(水)

生徒会役員共 17 



著者:氏家 ト全
発売日: 2019/4/17

評価〔B-〕 良くも悪くも。
キーワード:4コマ漫画、学校、ギャグ、下ネタ

「コレはドコで体験できる?」(本文より抜粋)


いつもどおりとしか言いようのない内容です。17巻まで読んできた読者ならこれで分かると思います。しかし、前の巻でも思ったのですが、やや勢いが落ちてきているような。慣れてしまったからでしょうか。

表紙が見慣れぬ人ですが彼女は新キャラです。いつもは新しい人は出番が多めですが、彼女はなぜか少なめです。そのため印象が弱く物足りない感じがしました。今後の活躍に期待します。

あらためて最初の登場人物紹介を見ると随分と増えました。あれ、古谷さんの下の名前が書いてある。本編で出ましたっけ? 前から出てました?

恒例となったDVD付き限定版もあります。地上波やネットで配信してほしいなぁ。


[ 2019/08/07 06:51 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)