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2019年10月15日(火)

女騎士「姫には死んでいただきます。」 1 



著者:りしん、 あぶぶ
発売日: 2018/10/25

評価〔B+〕 応援したくなる姫です。
キーワード:ゲーム、脱出、漫画化

「私は一人でも逃げるからな!!」(本文より抜粋)


敵はおろか味方からも命を狙われたお姫様が、城から脱出して生きのびようとがんばる物語です。原作ゲームがあるそうで、本書はそれの漫画化です。

ギャグのおかげか生死をかけたお話のわりに明るいです。相当悲惨な目に合っているはずなのに失礼ですが笑ってしまいます。お姫様の高貴とは言い難い庶民的な性格もその要因の一つなのは間違いないでしょう。めげずにがんばって欲しいです。投球ホームが本格的になっていくシーンが印象的。

ゲームであることを上手く漫画にしているので、なんだかこちらもそういうゲームをしている気分に少しだけなりました。テンポの良さで飽きさせずに楽しませてくれます。

次の巻で完結ですが、同じくらい笑わせてほしいです。


[ 2019/10/15 21:31 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年10月15日(火)

アイデアを盗む技術 



著者:山名 宏和
発売日: 2010/03

評価〔C+〕 盗むというより真似るかな。
キーワード:アイデア、真似、応用、実用、

疑問もまた細部に宿っています。それはすなわち、「おもしろい」ことやアイデアの手がかりも、細部に宿っているということなのです。(第二章より抜粋)


良いアイデアを思いつく方法は小説家や漫画家に限らず意味あることです。仕事で役立つかもしれませんし、遊びがさらに面白くなる可能性もあります。おもしろいアイデアを日々考えている放送作家の著者が、このアイデアを発想する方法について書いています。

もはや独自の発想はなく、物の見る角度を変えたり他人の視点を利用することと説いています。新しいものに出会うのは稀なので、今までとは違った見方で物事を見てみる、ということなのでしょう。ただ、印象に残ったこと、疑問に思った事、不便に感じた時などがチャンスなのは他の本で知っていたので目新しさはありませんでした。それに立場が違う人の意見を聞くことも特別な方法とは感じませんでしたし、どこかで聞いたような技術が多かった点が残念でした。

電車などで耳にする他人の話が好奇心を刺激して面白いというのは共感しました。疑問を作る時は細部を観察することは、面白かったしすぐ実践できそうで良かったと思います。

最後の章ではテレビ番組は発想の宝庫と様々な番組の技術を紹介しています。放送作家らしい発想ですが、挙げられている技術は見慣れてしまって飽きているものばかりでした。同じようなテーマの同じようなつくりの番組が多いのも、なんだか納得しました。



[ 2019/10/15 21:29 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2019年10月06日(日)

俺は絶対探偵に向いてない 



著者:さくら 剛、あき
発売日: 2015/11/12

評価〔B〕 イラストだとたけし格好良いね。
キーワード:探偵、探偵事務所、連作短編集、

「私の見たところ、伊藤くんにはどうも探偵の素養があるように感じるんでね」(本文より抜粋)


自立を強要され探偵会社で働くことになった伊藤たけしの探偵小説です。推理小説ではありません。連作短編集のような探偵ものです。

表紙の雰囲気から分かるようにコメディ調で読みやすいです。主人公であるたけしが有能でないのが親しみやすくて良かったのかもしれません。彼以外の登場人物たちも個性があって漫画っぽい印象を受けました。探偵事務所の仕事内容はありそうなものばかりでそれほど現実離れしていません。時々出てくる探偵のちょっとしたテクニックが面白いです。

しかし、他と一線を画すような特徴があるとは言えません。大きなどんでん返しや意外な事件があるのかなと思いながら読んでいたのですが、そうしたものは残念ながらありませんでした。

探偵ものを読んだことがなく、気軽に読んでみたい人にはおすすめです。


[ 2019/10/06 18:46 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2019年10月06日(日)

無能なナナ 5 



著者:るーすぼーい、古屋庵
発売日: 2019/7/12

評価〔A-〕 橘も強いよね。
キーワード:能力者、学園、サスペンス、アクション

「いや、恐ろしい男だね」(本文より抜粋)


心が揺れるナナの前に上司が登場します。ナナを教育した人間みたいだからどのような人物なのかなとあれこれ想像していたのですが、彼の言動を見てナナがあのようなのも納得しました。概ね橘と同意見です。彼の上にもさらに上司がいるのでしょうか?

今までは変化があったとはいえナナと人類の敵との戦いが主軸でした。今もそれは続いていますが、いくつもの事件を経て物語は大きく動き始めました。次の巻から新章らしいのでまったく違った戦いになる可能性もあります。表紙の彼もどう動くのか。読んでいて最初の頃と同じくらいのめり込みました。

本編とは関係ありませんが、本がどんどん厚くなるのが気になります。区切りが良いところで切りたいのかもしれませんが、個人的には早めに区切って刊行ペースが早いほうが嬉しいですね。



[ 2019/10/06 18:45 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年10月06日(日)

2019年9月の読書メモ 

敗者復活戦! 2〔C〕
夫婦という病〔A〕
山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か〔B+〕
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 7〔B〕
子どもの脳を傷つける親たち〔B〕

アイドランク 2〔B+〕
なぜ「それ」が買われるのか?〔B〕
世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方〔B〕


以上、8冊でした。意識して活字の本を読みましたけど、5冊がやっとでした。なかなか1ヶ月10冊に届きません。

『おいしいお酒の選び方』は白熱日本酒教室を先に読んでいたので、日本酒に関しては目新しいことが少なかったのが残念でした。でも、読んでいなかったら勉強になったと思うのでアルコール初心者にはおすすめできます。それにしてもお酒の本や漫画が多い気がします。


[ 2019/10/06 18:43 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)

2019年09月27日(金)

世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方 



著者:山口 直樹
発売日: 2016/7/14

評価〔B〕 大雑把なところが良いです。
キーワード:アルコール、初心者、ワイン、日本酒、カクテル

ワインの味の大部分は品種で決まる。この大原則を理解するだけで、ワイン選びは一気にシンプルになります。(第1章より抜粋)


お酒は好きだけど知識はない人、もしくは最近興味を持ち始めたけれどどれを飲んでいいのか分からない人向けのアルコール入門書です。全てのアルコールを網羅している訳ではなく、ワインと日本酒、それとカクテルに絞って解説しています。

最低限の知識は教えてくれるけれど、初心者に必要なこと以外はあまり詳しく書かれていません。どの項目も3つのポイントでまとめられていて簡潔です。そして、どの種類のお酒が自分の好み・舌に合っているのかが分かるように書かれています。日本酒の好みを卵焼きの好みで分析する図をネットで見たことがあるのですが、この本が元ネタだったようです。知りませんでした。また、バーでのカクテルの頼み方やマナーが書かれていて興味深かったです。ショートとロングの違いすら分かっていなかったので知ることができて良かったです。

問題は章によってページ数が大幅に変わることです。具体的に言うとワインが本の半分以上を占めていて、残りの半分以上が日本酒、カクテルにいたっては30ページありません。個人的には日本酒は知識があったので、もっとカクテルにページを割いてほしかったです。

アルコール初心者はこれでちょっとだけお酒のことを知ってから飲むと、より楽しく酔えそうです。



[ 2019/09/27 21:54 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2019年09月27日(金)

なぜ「それ」が買われるのか? 



著者:博報堂買物研究所
発売日: 2018/12/13

評価〔B〕 個人的に調べ物はあまり苦になりません。
キーワード:買物、商品、SNS、情報、

もはやモノの選択肢が多いということそのものが買物のストレスになっているのだ。(序章より抜粋)


欲しいモノの商品数や情報が多くなりすぎたために、企業が良いものを作っても消費者の要望に応えても買ってもらえない状況で、いかに消費者に選んでもらうかを考えた本です。目線は消費者で、そこから企画・販売へどうつなげるのかを論じています。

誰かやAIにあらかじめ商品を絞ってもらう「枠内の攻略」や、枠づくりの「これでいい/これがいい/これしかない」は分かりやすいです。ある程度譲れない条件があれば絞りやすいですが、こだわりがない場合はそれを考えるのすら手間です。私もネットで「今年のおすすめベスト10」みたいなものを参考にすることがあるので共感できました。しかし、消費者の立場からすれば詳しい友人・知人に選んでもらうのと同じであまり新鮮味は感じませんでした。

印象に残ったのは参加型の「これしかない」です。売る側からの提案のみでなく、SNSとの相性の良い参加型の売り方・イベントならば現代の消費者の心がつかめそうです。楽しそうですしね。

一つ疑問だったのは、皆が皆枠組みを作り同じような枠が数多くできてしまったら、再び情報過多になってしまうのではないでしょうか。枠を選ぶことも誰かに頼らなければならなくなるのでしょうか。また、AIにおすすめしてもらうのもよいですが、新たな出会いや発見はあまり期待できなさそうです。

分析編であった「関心高いがお任せ」の分野で、外国での事例のように日本でも新たな企業が生まれ躍進するかもしれません。なんにせよ何か買うなら満足のいく買物にしたいです。


[ 2019/09/27 21:52 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)