2017年02月09日(木)

NKJK : 1 



著者:吉沢緑時
発売日: 2016/3/12

評価〔B-〕 ギャグなのかシリアスなのか。
キーワード:病気、笑い、免疫、ギャグ、シリアス、

「舞を笑わせてあげて頂けないでしょうか?」(本文より抜粋)


病気で入院した友人を、笑いによって助けようと試みる女の子の漫画なのですが、これがギャグなのか真面目なシリアスなのか、うまく説明するのが難しい漫画です。

笑いによって病人の免疫力を高めようと、笑いに疎い優等生の主人公・西宝がギャグを研究し、友人の前で実践するのは確かにギャグです。バラエティ番組すら見たことのない彼女の笑いは、どこかちぐはぐな感じで思いもよらいない結果になることもあります。西宝の用意した笑いは、個人的にはそれほど好みではないのですが、こうした予期せぬ笑いが面白いです。

笑える場面もありますが、やはりそこは病室であり、時々描かれる病人の様子に重い気分になります。アイスの話は実に現実味があって、なんとも言えず辛いですね。笑って、悲しみ、考えてしまう漫画です。

次で完結ですが、どのような結末が用意されているのでしょうか。



[ 2017/02/09 21:24 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月28日(土)

アイドルのあかほん (完) 



著者:氏家 ト全
発売日: 2007/1/17

評価〔B〕 1巻完結とは短いなぁ。
キーワード:アイドル、ギャグ、

「あなた達にはユニット組んでもらうから」(本文より抜粋)


3人の個性豊かな女の子たちが、人気アイドルを目指すギャグ漫画です。

表紙からは想像しにくいですが、卑猥なギャグ、下ネタが多いです。著者の他の漫画を読んだことがある人なら分かっていると思いますが、概ねいつもどおりです。ただし、学校が舞台でないためか大人が多く、少々新鮮です。ギャグの傾向も少し違っていてかつ面白かったです。カルナのあの顔には笑ってしまいました。何度見てもインパクトがあります。

この1巻で完結してしまうのが惜しいですね。もう少し彼女たちの暴走、いや活躍を見てみたかったです。著者の別作品、生徒会役員共14巻にも登場しているので、気になった方は読んでみてください。少しだけ未来の彼女たちが見られますよ。



[ 2017/01/28 21:44 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月21日(土)

岸辺露伴は動かない 



著者:荒木 飛呂彦
発売日: 2013/11/19

評価〔B+〕 露伴先生らしい波乱万丈な出来事。
キーワード:ジョジョ4部、短編集、

「・・・・・・それとは別に『山奥の別荘』を買いに行くお話とか漫画にしません?」(本文より抜粋)


ジョジョの奇妙な冒険に登場する漫画家・岸部露伴が主人公の短編集です。性格はわがままですが格好良くもある人気のキャラですし、職業柄よく取材に出かけるようなので、著者も言っているようにこうした短編には向いていますね。

好奇心を刺激する不可思議でどこか怖いエピソードが魅力的です。ジョジョと言えばスタンドを連想する方が多いと思いますが、本書では本編のようなバトルはありません。しかし、同じくらいの面白さがあります。追い込まれた主人公がどう難局を乗り切るのかが見物です。上で引用した家を買いに行く話が印象深かったです。

別の短編集「死刑執行中脱獄進行中」にある短編と同じものが、1編だけ収録されていました。本書の題名からしてその短編と同じでしたので予想はしていましたけど、できれば全部新しい作品が読みたかったなあ。あの話も結構好きなので悪くはないのですが。

ジョジョを読んだことがない人が、試しに読んでみても良さそうです。露伴先生はだいたいこんな感じで活躍していますよ。



[ 2017/01/21 21:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月14日(土)

ふしぎの国のバード 3 



著者:佐々 大河
発売日: 2016/12/15

評価〔B+〕 思わぬ厄介事が・・・・・・。
キーワード:旅行記、明治、日本、

「この国は決しておとぎの国などではないということです」(本文より抜粋)


引き続き会津道を進みます。劇中に登場する大内宿は、今でも昔の面影を残す観光地となっています。気になった方は行ってみてはいかがでしょうか。当時のバードの気分を味わえるかもしれませんよ。

明治維新が庶民の生活にどのような影響を与えたか、その一部が描かれています。遠い昔、歴史の教科書のように感じますが、ほんの140年ほど前のことに過ぎないんですよね。驚かされます。

新鮮だったのが川下りです。今でも体験できますが、遊びではなく交通手段として利用されていた船は危険な乗り物だったのではないでしょうか。迷信や縁起を担ぐことが多かったのも、時代を感じますけど、今でも少しは残っていそう。

隠されていた裏事情が明らかになり、旅もどうなるのかまだまだ分かりません。じっくり読み続けたいシリーズです。




[ 2017/01/14 21:33 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月08日(日)

最後のレストラン 7 



著者:藤栄道彦
発売日: 2015/12/9

評価〔C〕 今回はあまり合わなかったです。
キーワード:料理、偉人、歴史、グルメ、

「私、変なものとか変わったものが好きなんです」(本文より抜粋)


前回登場した女性が再び登場します。予想通り、今後もヘブンズドアの人々と色々ありそうです。偉人紹介以外にも見どころができました。それにしても、園場のあの野良猫の件は意外でした。どうなることやら。

本筋の人物紹介ですが、今までとは違った演出が目立ちました。前後編のあの人物は、お話としては興味深いですが、この漫画の雰囲気には合わなかったのでは・・・・・・。それ以外の話でも工夫が見られましたけど、今回はいつもほど面白くなかったです。

巻末に外伝の「最後の小料理屋」が収録されています。園場のいとこが主人公で、本シリーズと同じような構成です。しかし、ページ数の少なさもあり、偉人の性格や価値観が少しだけしか分からず物足りないです。面白さもレストランのほうが上だと感じました。レストランがメインで良かったです。



[ 2017/01/08 19:01 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)