2017年09月02日(土)

世界八番目の不思議 2 



著者:宇島葉
発売日: 2016/7/15

評価〔B-〕 少し慣れてしまったかな。
キーワード:短編集、オカルト、SF

「どうしたらも何も、超ヒトじゃん」(本文より抜粋)


珍しい2話連作短編集の2巻です。

今回もジャンルはバラバラですが、オカルトものが多めです。神さまも妖怪?も人間とほとんど変わらない存在として描かれているので、明らかに非日常のことなのに日常っぽくて味があります。なんか生活感があると言いますか何と言うか。

帆立の人もユニットバスのやつも面白いですが、人ならざる者の話ばかりだと新鮮味に欠けます。今回SFっぽいのありましたっけ? 個人的にはオカルトではない現代ものや、SFをもう少し入れて欲しかったです。

1巻で登場したキャラが、ちょっとした役として出ているのもなかなかいいです。あみたそは目立っていますけど。次で完結ですが、この独特の雰囲気を壊さず、コミカルなまま終わって欲しいです。



[ 2017/09/02 19:01 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年08月29日(火)

最後のレストラン 8 



著者:藤栄道彦
発売日: 2016/4/9

評価〔B+〕 前後編の偉人が面白かったです。
キーワード:料理、偉人、歴史、グルメ、

「そのような難問・・・その料理人は答えたので?」(本文より抜粋)


少し前に実写ドラマ化していたそうですね。おめでとうございます。後で確認しよう。

今回のあるお客さんのご注文が、今までの中でも特に難問で興味深かったです。分かったような分からないような、理解するにもそれなりの素養が必要なのかもしれません。そのひとつ前の料理のほうが理解しやすかったです。

園場のお見合いの話も少しずつ進んでいます。彼女のほうの答えは決まっているので、あとは彼次第ということになりそう。大きな話に発展していくのでしょうか? もしそうなるとしても、あと数巻はかかりそう。のんびり見守ろう。

この巻も巻末に成雪が主人公の「小料理屋」が収録されています。が、本編のほうが数段面白いです。偉人たちの良い面の描写が少ないため、あまり魅力を感じないのが残念です。

本シリーズを久しぶりに読みましたけど、やっぱり面白かったです。


[ 2017/08/29 22:41 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年08月24日(木)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 2 



著者:ぽんとごたんだ
発売日: 2017/3/11

評価〔B〕 実体験なので説得力があります。
キーワード:グルメ、食材、

「これは合理化効率化を追求する、忙しい日本人のためのハイブリッド食材。これは海鮮に新しい波が来る!」(10食めより抜粋)


食べることへの欲望と好奇心を満たすため、2巻も珍味に挑みます。

徐々に、食べるなど考えたこともない食材が増えてまいりました。食べられそうなものとそうでないものの差がひどい。先生がペット用だとつっこみを入れた生物なんて、食べるところがあるのかなーと半信半疑でしたけど、結果は意外でした。いや、まだ半信半疑かな。

驚いたかつ感心したのは、あとがきによると著者が劇中の料理を実際に食べていることです。食べたの感想があっさりしているけど、説得力があるのはそういうことだったんですね。エピソード間の写真を見ると、どれも生々しくて強烈です。

食べたくなるかどうかはともかく面白いので、この調子でどんどん突っ走ってもらいたいです。



[ 2017/08/24 21:55 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年08月12日(土)

Q.E.D.証明終了 46 



著者:加藤 元浩
発売日: 2013/10/17

評価〔B+〕 過去を調べる話は久しぶりかな?
キーワード:推理、謎解き

「この問題は“問いかけ”ではなく“メッセージ”のような気がしたんです」(本文より抜粋)


とある演芸場で起きた日常の謎を解く「初恋」と、過去の事件の真相をおう「巡礼」の異なるタイプが収録されています。同じタイプよりこういうほうが好きです。

「初恋」は寄席の楽屋で何が起こったかを推理する話ですが、推理そのものよりも、落語の師匠が説く芸とは何か?のほうが印象に残りました。落語家に限らず、創作者や表現者は大変ですね。

「巡礼」は出版されなかったノンフィクションについてです。第二次世界大戦中に起きた事件と、某の不可解な行動が謎となっています。燈馬はまるで見てきたように真相を言い当てますが、難しいですよねこれ。自分が彼だったらどうするか、考えされられるエピソードでした。

また、終盤燈馬が可奈のためを思って配慮する場面は、本シリーズ初めのころの彼だったらしなさそうなことでしたので、内面も変化していることがうかがえます。46巻ですからね。



[ 2017/08/12 18:48 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年08月03日(木)

Q.E.D.証明終了 45 



著者:加藤 元浩
発売日: 2013/6/17

評価〔B〕 どっちも殺人事件でした。
キーワード:推理、謎解き

「この問題は“問いかけ”ではなく“メッセージ”のような気がしたんです」(本文より抜粋)


大学のメディア研究会関係者がアパートで殺された「金星」と、美少女に告白された男子高校生が事件に巻き込まれる「初恋」の2本です。どちらの事件も殺人事件なので、推理漫画らしい1冊です。

「金星」で使われたあるトリックが、他の推理物で見たことのあるものだったので犯人がピンときました。ま、それだけで他は分かりませんでしたけど。印象に残ったのは、犯人の逮捕後の言動です。某は動機が理解できないと言っていますが、数は少ないながらもいそうです。嫌な場面ですがリアリティを感じました。

「初恋」は「金星」と似通った話ですが、最後が他の推理漫画と違って本シリーズらしいかもしれませんね。



[ 2017/08/03 22:12 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)