2017年05月23日(火)

真夜中のX儀典 2 



著者:馬鈴薯、 山口ミコト
発売日: 2015/6/26

評価〔B+〕 今度は知恵比べ。
キーワード:サスペンス、オカルト、ホラー、

「ぜひあなたがたの知恵と能力をすべて使って、“X”を見つけ出してください」(本文より抜粋)


事件の真相を知るために、霧島祥を探す浩樹たち。彼を追ううちに、予想外の出来事が起きます。

体を交換しているため誰が誰か混乱しそうですが、すぐ脇に人格の顔を描いてくれるので分かりやすくて読みやすいです。サスペンスらしく、謎が一つ解けたかと思ったらまた新たな謎が現れ、読者を飽きさせません。本書の前半で、ようやく目標ができたといったところかな。

この漫画の題名にもなっている「真夜中のX儀典」とは何かが明かされます。そして、ある場所で数人を相手に知恵比べをするのですが、ここでも肉体交換が絡んできてややこしいのですが、あれこれ考えるのが面白いです。

本書の最後に、一つ問題が提示されます。3巻の冒頭で答えが明らかになると思うので、推理してみたので正解だと嬉しいです。



↓ネタばれ推理は続きにて。


[ 2017/05/23 21:49 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年05月19日(金)

神さまの怨結び 2 



著者:守月 史貴
発売日: 2015/11/20

評価〔B〕 雰囲気そのままに。
キーワード:呪い、オカルト、現代

「『他人のため』という動機ほど危ういものはない」(本文より抜粋)


一度完結した後、掲載誌を変えて続編が出ました。前と変わらず基本的に一話完結形式のエロティック+サスペンスです。

1巻では蛇とクビツリが話の中心だったせいか、呪い人たちの物語が少なく物足りない感じもしました。しかし、今回は二人は主役となることなく呪い人のほうに重点が置かれ、様々なケースが描かれています。少しずつ違う話を見せていくのではなく、結構大きく異なります。終盤の男が嫌いな女子高生・知霧の話は、もっと後の巻で登場するような特殊な出来事で驚かされました。どうなっちゃうんだ、あれ。

可愛いもしくは可愛らしい表情だけでなく、攻撃的になっている憎悪の顔も迫力があります。表情を大きく変えることで、それぞれの表情が引き立てているのだと思います。ホラー風なので、あれぐらいちょうど良いのかもね。




[ 2017/05/19 21:37 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年05月10日(水)

真夜中のX儀典 1 



著者:馬鈴薯、 山口ミコト
発売日: 2014/12/19

評価〔B+〕 事件発覚の仕方が強烈。
キーワード:サスペンス、オカルト、ホラー、

「犯人は俺以外の儀式に参加した7人の中にいる」(本文より抜粋)


女性が嫌いだけど女性になりたい高校生・浩樹は、ネットで知った他人になれる儀式に参加し、突拍子もない事件に巻き込まれるサスペンスです。原作者さんの他作品「死神様に最期のお願いを」が面白かったので、こちらの漫画を手に取りました。完結してから読みたいと思っていたのでしばらく待っていましたが、最近になって完結したみたいなので。

絵はすっきりしていて見やすく、登場人物も少ないので読みやすいです。超常現象や超能力のようなものが出てきますが、今のところ推理要素を壊すことなく、物語を盛り上げてくれます。個性のある推理ものとして面白いです。期待通りでした。

事件は目下調査中ですが、まだまだ謎が多く読みごたえがあります。終盤は少し本筋から離れ始めていますが、次も先の読めない展開で読者を楽しませてほしいです。



[ 2017/05/10 21:28 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年05月10日(水)

神さまの怨結び 



著者:守月 史貴
発売日: 2014/11/20

評価〔B〕 この巻だけでもまとまっています。
キーワード:呪い、オカルト、現代

「ねぇ・・・知ってる? 怨結びって呪いの・・・話」(本文より抜粋)


消えてほしい人を消してくれるという蛇(くちなわ)の呪い。ただし、願いを叶えるためには相手と“怨”を結び、代償として誰とも結ばれなくなるという――。なにやら恐ろしげですが、絵柄のせいかそれほどおどろおどろしい感じはしません。基本的に一話完結形式です。

大きな特徴はやはり怨結びでしょうか。ぼかして終わりではなく、かなり扇情的に描かれています。Amazonの書評で『Hな地獄少女』と書かれていて、ぴったりかもと感心してしまいました。恐怖と性的表現が苦手な人には向かなさそうですね。

誰がどのような理由で願うのか、呪いを成就させるのかどうかが見どころなのですが、呪う呪われる人たちのみならず、呪いを叶える側も描かれていて興味深いです。全体的には物悲しく色っぽいです。

続くような完結するような雰囲気で終わるのですが、続巻が出ているから続くんですよね? でも完の文字もあるし・・・・・・と思って少し調べてみたら、掲載誌の休刊により完結となってしまったらしいです。その後、再開したのでしょう。



[ 2017/05/10 21:25 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年04月25日(火)

盤上の詰みと罰 2 (完) 



著者:松本渚
発売日: 2015/11/12

評価〔B〕 記憶障害の真相とは。
キーワード:将棋、記憶、

「また私と対局してくれますか?」(本文より抜粋)


記憶障害の原因となった対局相手を探すため、都は旅を続けます。

劇中で某が、将棋の一手には感情や人生観が込められていると言っています。実際将棋を指していると、確かに相手の意図や気性が出ているなと感じることがあります。それが本書のテーマなのだと強く感じました。

都が追い求めていた相手はいったいどのような人物だったのか。ぼんやり予想していた人物像とは大きくかけ離れていましたけど、この漫画らしい、彼女らしい結末だったと思います。

もうちょっと将棋旅を続けて欲しかったかなとも思いますが、だらだら引き伸ばさずスパッと終わるのも潔くて良かったです。



[ 2017/04/25 21:58 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)