2009年08月18日(火)

傷物語 

傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)
著者:西尾 維新
出版:講談社
発行:2008/05/08

評価〔B+〕 とある吸血鬼の物語
キーワード:吸血鬼、怪異、外伝

彼女から受けた傷の物語を。僕が彼女を傷つけた物語を。語らなければならないだろう。(本文より抜粋)


同じ講談社BOXで出ている化物語(上下巻)の外伝です。前日譚。主人公である阿良々木暦が、高校3年に進級する春休みの話となっています。本編では語られなかった肝心な逸話である阿良々木と吸血鬼がどのように出会い、そして何が起こったのかが丸々一冊使って明かされます。

本編から引き続き登場するのは、阿良々木、委員長こと羽川翼、そして専門家の忍野メメのみです。あ、あと吸血鬼の彼女か。他の登場人物と会う前なのだから、仕方がないのですが少々残念な気もしますが、吸血鬼の彼女がそのぶん喋ってくれます。関係ないけれど、羽川はなぜエッチなシーンが多かったのだろう……。

先の2冊に比べて少々重い雰囲気ですが、笑わせるところはしっかりあります。そのあたりは本編と同じかな。阿良々木の最後の決断が、実に彼らしくて良いです。この話を読んだ後に化物語を読むと、また違った感想を抱くことになりそうです。

化物語のアニメを見て、また読みたくなってこの本を手に取ったのですが、久しぶりに読んで良かったと思います。これとは別の話になる偽物語(上下巻)ももう出ているので、こちらも後でゆっくり読んでみたいです。また、まだ明かされていないゴールデンウィークの羽川の話も本になるかもしれないので、それも楽しみです。……それにしても講談社BOXの価格が高いのが難点です。


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[ 2009/08/18 22:21 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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