2016年09月16日(金)

万能鑑定士Qの事件簿 XII (完) 



著者:松岡 圭祐
発売日: 2011/10/25

評価〔A-〕 最終巻らしかった、かな?
キーワード:鑑定士、知識、雑学、

「妻はいなくなるはずのない状況で消えたんです。でもそんなはずはありません。構造的に何か見落としているところがあるんです。鑑定でそれを浮き彫りにしてください」(本文より抜粋)


依頼人のすぐ近くで忽然と姿を消してしまった妻の捜索を頼まれた凜田莉子は、ある建造物の鑑定に挑みます。シリーズ12冊目、最終巻です。

問題の鑑定物は、日本人なら映像で見たことがありそうな有名な建造物です。どのような作りになっているのか知らなかったため、興味深かったです。機会があったら近くで見てみたいものです。一番の謎である蓬莱瑞希が消えたトリックよりも、正体不明の鑑定依頼や盗難事件の裏事情と事件周辺の謎解きのほうが面白かったと思います。

別の方向へ話が進みつつある状態で一度完結としたのは、少々惜しいですが良い判断だったのではないでしょうか。マンネリにおちいるよりはずっと良いです。最終巻ということで最後が気になるところでしたが、まぁ予想した範囲内で終わりました。1巻を読み始めてからかなり時間がかかってしまいましたけど、完結まで楽しませていただきました。時間が空いて久しぶりに読んだためか、最後の3冊は新鮮に感じてより面白かったです。ありがとうございました。

凛田莉子の物語は、「万能鑑定士Q推理劇」として続くようです。ちょっと調べてみたら4巻で完結みたいです。



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[ 2016/09/16 21:54 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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