2016年09月16日(金)

万能鑑定士Qの事件簿 XI 



著者:松岡 圭祐
発売日: 2011/8/25

評価〔A〕 華蓮とは違ったタイプの強敵登場。
キーワード:鑑定士、知識、雑学、

「道理で考え方が似通っているわけね・・・・・・」(本文より抜粋)


舞台は京都、願いがかなうと言われる音隠寺は拝観者で賑わっていました。数年前まではまったく無名の寺だった若き住職の水無施は、衆人環視の元で願いをかなえてみせます。彼の神通力なのか、それとも何かトリックがあるのか。京都を訪れていた莉子は、偶然音隠寺へ立ち寄ることとなるのですが・・・・・・。シリーズ11冊目です。

今回の相手は頭も切れ弁もたつ強敵です。なにより今までの相手とは違って、ある事情から莉子も小笠原も驚き警戒します。理由は読んでのお楽しみですが、ひとつ言えることは、どのようなものでも使用者次第だということです。まさに裏と表のような。

彼はなかなか隙を見せない相手なので盛り上がりました。奈良の大仏の謎は見事にひっかかりましたし、なにより感心したのは古墳の書の秘密です。作者はよく思いつくなぁ。

人の死なないミステリらしく殺人はなく、読後感も良かったです。次で完結なのが惜しくなってきました。





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[ 2016/09/16 21:52 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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