2009年07月21日(火)

エンマ3 

エンマ 3 (ライバルコミックス)エンマ 3 (ライバルコミックス)
著者:土屋 計
出版:講談社
発行:2009/05/01

評価〔A〕 少しずつ違うのが良いんです
キーワード:オムニバス、シリアス

――…何処へでも、入り込むのだな(本文より抜粋)


冥府からの使者・エンマの物語もはや3巻です。出版していたのは知っていたのですが、急いで読むよりもじっくり落ち着いて読みたかったので、今月にしました。読後も結構心に残るし、その余韻も楽しみたいしね。

前の2冊同様、大量死を防ぐために骨を抜きにいくという軸は一緒ですが、今回はついに未来が舞台の話が初登場です。そう言えば、未来はもとより現代・21世紀の話も今までなかったような……。昔のほうが力や権力の差がはっきりしていただけに、この漫画と合っていたのですが、未来だとどうなるのかなーと思っていたのですが、なかなかどうして他の話と同じくらいよくできている内容となっています。

エンマの役割上、同じような話の流れになりがちなのに、目標の性格や状況を変えて飽きさせないのは上手いと思います。魅せてくれるとでも表現すべきでしょうか。今回は特に古代中国・燕の国の話が良かったです。

【ここからネタばれ】
閻魔王の情けが人の骨の数を上回った場合はどうなるのか?という疑問は、当初からありましたが、あのような結果になるとは……。閻魔王がいうように、あの時は結果的にうまくいったから良いものの、より悪化してしまったらどうするんだろうね。
【ネタばれここまで】

また、この巻ではエンマ自身にも焦点が当てられ話が動きそうです。そのあたりは次巻以降に持ち越しかな。そのへんも含めて良質の物語を期待しています。


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[ 2009/07/21 21:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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