2015年11月14日(土)

眼球奇譚 



著者:綾辻 行人
発売日:2014/6/25

評価〔C+〕 気味が悪いホラーもあります。
キーワード:ホラー、サスペンス、短編集、文庫化、

「お客様がたのむようなお得意様のために、当店では、普通はお見せすることのないスペシャルメニューが用意してあるのです。」(特別料理より抜粋)


推理作家として有名な著者が書いたホラー小説で、表題作の短編集を含めた7編が収められています。1995年に出版された単行本を文庫化したものです。

著者らしく推理小説の手法を用いたものが多く、単なるホラーというよりはサスペンスホラーのような感じです。たいてい最後に意外なオチが用意されています。読んでいて一番印象に残ったのは上記で引用もしている「特別料理」です。現実にあってもおかしくない、とても気味の悪い物語です。事細かに書いてあると想像したくなくても想像してしまいます。また、「再生」もおどろおどろしくて良かったです。この2編は、なんとなく結末が読めてしまうのが残念です。

他の物語は確かに怖い感じは出ているのですが、いまひとつボンヤリしたといいますかスッキリしない終わり方が多かったと思います。一冊の本として評価すると、やや物足りない気も・・・・・・。

ちなみに、Amazonでは電子書籍版と文庫版の表紙が違っていました。私が読んだのは電子書籍版なので、この緑の人物の表紙です。書店で買う時は赤紫色のディナーの表紙かもしれませんので、お間違えなく。


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[ 2015/11/14 21:26 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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