2015年09月24日(木)

人間はどこまで動物か (新潮文庫) 



著者:日高 敏隆
発売日: 2006/11/28

評価〔C〕 題材は嫌いではないのですが
キーワード:随筆、生物学、動物行動学、文庫化、

じつはショウジョウバエは酒そのものが好きなのではない。アルコール分が好きなのである。(P33より抜粋)


動物行動学者のエッセイ集です。新潮社の「波」に掲載されていた文章をまとめた本を、さらに文庫化したものです。

随筆ではありますが、生物学の新書とエッセイをまぜ合わせた内容となっています。ハエや蝶、蝉などが度々取り上げられ、身近にいながら知られていないそれらの生態を知ることができ、興味深いです。また、大学の先生らしく学生や大学も題材として選び、感想や自論を述べています。

好みに合っていると思って読んだのですが、どうもどんどん先を読みたくなるといった感じではありませんでした。なんか合わない、とでも言いますか。理由はいまいちよく分かりません。気になったのは、エッセイにしては詳しく説明していてテンポが悪いことでしょうか。それと、内容が硬めで気軽に読めないと思います。このあたりは好みの差なのかな。

新書のように専門的な文章か、逆に娯楽性を追求した随筆のどちらかに寄っていれば、もう少し違った感想になっていたでしょう。


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[ 2015/09/24 21:12 ] 随筆 | TB(0) | CM(0)

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