2015年08月02日(日)

Fake (幻冬舎文庫) 



著者:五十嵐 貴久
発売日: 2007/07

評価〔B+〕 イカサマ勝負。
キーワード:コンゲーム、騙し合い、受験、ギャンブル、イカサマ、

だが俺には確信があった。それでも俺たちは勝てる。俺が考えているとおりに事が進めば、逆転の手はある。(Sting 2より抜粋)


コンゲームという言葉があります。意味は詐欺や騙し合いで、それらを主題とした映画や小説のことです。人が死なないミステリのような感じで、推理とは違った味があって結構好きです。

探偵の宮本は、受験合格を依頼され不正を計画します。紆余曲折を経て、人生をかけた大勝負へと発展していきます。主人公たちがイカサマをする側なので、トリックを見破るのではなく、見破られてしまわないかという緊張感があります。最後に明かされたあのイカサマの真実が良かったです。こういうのは映像化したら映えそう。

欠点は長かったことです。メインのイベントまで数百ページかかり、全体で五百ページを大幅に超えます。物語や人物にリアリティを求めるのは良いことですが、テンポが損なわれダレてしまったのは残念でした。また、結末はあれで良かったのでしょうか。彼らのその後が気になります。


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[ 2015/08/02 21:11 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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