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2009年05月08日(金)

日本人の知らない日本語 

日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
著者:蛇蔵&海野凪子
出版:メディアファクトリー
発行:2009/02/18

評価〔B〕 文化の違いを感じます
キーワード:コミックエッセイ、言語、日本語、国際

そんな日本語学校のカオスな日常をお楽しみ頂ければ幸いです。(本文より抜粋)


日本で外国人に日本語を教えている方のコミックエッセイです。あまりピンとこない人もいるかもしれませんが、考えてみれば日本にも語学学校あるのは自然なことですよね。でも、接点がなければそういう所があることを想像すらしないと思います。僕は外国で現地の語学学校に行った経験があるので、そのときのことを思い出しながら読みました。

母国語を使っている時は何の疑問も抱かないことを、外国人の生徒達が次々に質問してくるさまは面白くもあり、勉強させられます。例えば物の数え方。ひとつ、ふたつの他に、一個・一枚・一本などたくさんの言い方がありますが、手袋の数え方なんて知らないよねえ。また、なぜ旧仮名遣いはなくなったのか?(仮名の変遷)や、なぜ漢字に沢山の読み方があるのか?(漢字導入時の逸話)は、日本人でも知っている人は少なそうで興味深いです。

著者が本の中でも言っているように、言葉を学ぶことは文化を学ぶことです。『美しさは罪』『お見舞いのルール』は、それぞれの考え方の違いがでています。このような大人なのに外国では子供のような間違いをしてしまうのは、自分の経験と照らし合わせても納得です。この本は生徒達が主役ですが、彼・彼女たちを通して母国・母国語を再認識できるのも良いですね。

今まではあまり見かけなかったコミックエッセイという新しい本の形も、だんだん定着してきました。結構興味深い本が多いのはいいのですが、前々から思っていたのですが少々高いなぁ……他の漫画と同じくらいならいいのに、と思うのは贅沢でしょうか。


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[ 2009/05/08 22:21 ] 言語 | TB(0) | CM(0)

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