2015年03月05日(木)

密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫) 

密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫)密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫)
著者:歌野 晶午
出版社:講談社
出版日:2015/01/15

評価〔A-〕 今回も前回とは少し違います。
キーワード:推理、ミステリ、アリバイ、密室

斬新なトリックで人を殺したい。そして人を驚かせたい。密室殺人ゲーマーはさらに一線を踏み越える。(本文より抜粋)


推理合戦を頭の中だけでなく、現実に実行して出題するという非情な密室殺人ゲーム。シリーズ3冊目です。著者によると外伝的位置づけだとか。そろそろノベルスで買おうかなーと思ってたら、いつの間にか文庫化していました。ファンなので嬉しいです。

前の2冊と同じく5人でゲームをするのですが、今回も少しだけ捻った感じです。あまり変わらないなと思いつつ読んでいたので、結末になかなか驚きました。1冊目の終わり方よりも好みです。しかし、ゲームの出題数が少なくあっさりした感じなので、物足りないと感じる方も多かったのではないでしょうか。過去の2冊は個々の出題だけ見ても唸るような事件があったので、今回もそのような問題がもう1題くらい欲しかったですね。ネットで本書の感想を調べてみたら、前の2冊に比べたら落ちると感じた方が多いように感じました。そう思うのも分かります。

個人的には2.0が一番面白く、次は1冊目、ただし構成と結末は本書のほうが上でしょうか。

著者が「現実が小説を追い越してしまった」ようなことをどこかで書かれていましたが、昨今のニュースを見ているとなんか納得してしまいます。うーん、3冊の中では本書が一番現実味があるんじゃないのかな。未だに4冊目の3(?)は出ていませんが、本シリーズが大好きなので何年後でも良いから書いてほしいものです。気長に待ちます。



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[ 2015/03/05 19:16 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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