評価〔A-〕 軍隊蟻の強さが明らかに。キーワード:殺し屋、虫、昆虫、現代
「今、この場においては、この私こそが女王」(本文より抜粋)
「蠍」との一騎打ちがメインかと思っていたのですが、そちらは予想よりもあっさり決着がつき驚きました。でも、この漫画はどのようなバトルでもあまり引き延ばさず、スパッと終わるところが良いですよね。
既に登場してさほど脅威には見えなかった「軍隊蟻」ですが、ついに隠された能力と真実が明かされます。冒頭から回想シーンがあるのですが、表紙右のワカメ娘が結構かわいい。外見ではなく中身が。また、なんでもないように見えた過去の場面が重要だったことが分かり、バトル漫画にも関わらず伏線もしっかり張ってあったのかと感心してしまいました。まさかクイーンのあの特徴に意味があったとは驚きました。
少し前から肌の露出度が高い時がありましたが、今回はだいぶ女性キャラが肌をさらしています。話の流れ上仕方がないのですが、こうしたことが苦手な人もいるので、もう少しやんわりした演出でも良かったんじゃないのかなーと思います。色気が売りではないと思うので。
蜘蛛狩りも終盤、軍隊蟻の女王支配から逃れることはできるのか。次も楽しみです。