2015年01月28日(水)

ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編 (講談社BOX) 

ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~ (講談社BOX)ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~ (講談社BOX)
著者:竜騎士07
出版社:講談社
出版日:2009/03/07

評価〔B+〕 エピローグ後のお話。
キーワード:サスペンス、田舎、昭和、

時にサイコロの目が狂い、小さな変化があることはたまにあった。でも、…こんなにも強い違和感を感じさせる世界は初めてだ。

(本文より抜粋)


ひぐらし解が完結し、昭和58年の夏に起きた出来事が語られます。

読む前は、きちんと終わったのだから余計な話は付け加えないほうが……と多少危惧していたのですが、この賽殺し編が付け加えられたことにより、より本作品が深まったように感じました。今までのように不運の運命と戦うのではなく、もっと別の重要なものと向き合います。ネタばれになるから詳しく書きませんが、予期せぬ興味深い展開で良かったです。

部活のほのぼのとした光景や銃撃戦などの派手なシーンはないので、分かりやすい面白さを求めている人には向かないかもしれません。娯楽性はありませんが、物語性はあると思います。前の巻に続いて再度の幕引きになりましたが、祭囃し編まで読んで本書を未読の方は是非読んでみてください。



ちょっとだけネタばれ話↓

【ここからネタばれ】

今までの話は、誰かの人生がうまくいかなくて誰かが苦境に陥るものでしたが、今回は作中でも説明しているように「誰も罪のない理想の世界」でした。ひぐらし解が終わった後に、こうした対比によって解の後の世界を引き立てる、特徴づけるのは上手かったと感じました。

【ネタばれここまで】
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[ 2015/01/28 20:52 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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