2015年01月02日(金)

センゴク外伝 桶狭間戦記 2 

センゴク外伝 桶狭間戦記(2) (KCデラックス ヤングマガジン)センゴク外伝 桶狭間戦記(2) (KCデラックス ヤングマガジン)
著者:宮下 英樹
出版社:講談社
出版日:2009/03/06

評価〔C+〕 今度は織田家側からです。
キーワード:戦国時代、桶狭間、織田信長、今川義元、

「好かん、“わろ”と呼べ」(本文より抜粋)


織田信長の幼少期から表舞台に出るまでを、経済の面に注目しながら描いています。今川義元や太原雪斎が活躍していた頃と同じ時期に、尾張では何が起きていたのかが明らかになります。

1巻では今川家の統治方法を説明していたのに対し、本書では戦国時代の経済と尾張の支配状況を解説しています。武力と借用書が密接な関係にあるのは興味深いです。契約書や通貨は後ろ盾があってこそだから当然なのですが、軍事力によって保証されているのはあまりピンとこないです。内戦や隣国と戦争の多い国はこの感覚が分かるのだと思います。なんにせよ商人はしたたかですよね。また、信長の個人的な恋愛についても触れています。信長はうつけと呼ばれていた、と大まかにしか知らなかったので、なかなか新鮮でした。

しかし、1巻に比べるとどうも少し落ちる気がします。作品の質はあまり変わらないのですが、題材が経済・金融とそれほど興味のない分野だったことと、1巻の義元と雪斎がかなり魅力的だったのが原因だと思います。このあたりは好みの問題なので、気に入る人もたくさんいることでしょう。

あと3冊あるので、直接対決はもうしばらく後になりそうです。じっくり読んでいくつもりです。


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[ 2015/01/02 18:06 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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