2014年11月12日(水)

人を「その気」にさせる技術 

人を「その気」にさせる技術 (角川oneテーマ21)人を「その気」にさせる技術 (角川oneテーマ21)
著者:安河内 哲也
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2010/03/10

評価〔C+〕 教える立場のポイントがまとまっています。
キーワード:実用、指導、自己啓発、人生論、

相手の自発的なエネルギーが勉強や仕事に向かいやすいように、いい刺激を与えて揺さぶりをかけてあげればいいのです。(はじめにより抜粋)


長年予備校の講師を務めている著者が、人にやる気を出させるにはどうしたらよいかを説明しています。

経験からくる指導法は肯けるものが多く、有効なものだと感じました。最初の一歩だけでなく、継続させるための手法や失敗してやる気がなくなってきた場合についても書かれていて、さすがだなと思います。著者は対象が生徒ですが、部下の場合でも後輩の場合でも色々と応用が利きそうです。物事の面白さを説く、小さな目標を小刻みに出す、は良いですよね。

しかし、本書には僕の知らない「やる気」の出させ方は、ほとんどなかったと思います。都合の良い方法はなく、興味を持たせる、褒めて自発的にさせるのが良い、ということでしょうか。何か新しい手法はないかなと思って読んだので、そのあたりは物足りませんでした。それと、なにかとポジティブと書かれているのでちょっと疲れます。前向な姿勢の大切さは分かってはいますが、熱意ばかりでも動かないと思ってしまうのは、性格や価値観の違いでしょうか。「今の生徒は頑張るのが格好悪いと思っている」といのも、違うような気がします……。

全体的に納得できますが、いくつかの項目は自分の経験から分かるものもあり、新鮮さが感じられなかったのが残念です。今まで後輩や部下を持ったことがない人やはじめて指導する立場になる人には、きっと有用な本になると思います。



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[ 2014/11/12 19:03 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

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