2014年11月02日(日)

遺伝子が解く! その愛は、損か、得か 

遺伝子が解く!その愛は、損か、得か (文春文庫)遺伝子が解く!その愛は、損か、得か (文春文庫)
著者:竹内 久美子
出版社:文藝春秋
出版日:2010/08/04

評価〔C+〕 題材が意外にマニアックです。
キーワード:遺伝子、生物学、科学読み物、

ある動物が、何てバカなことをするんだろう、という理解に苦しむ行動をとった場合、それはその動物に寄生する者の操作であると解釈すれば、すんなりと疑問が解消されることが多いのです。(本文より抜粋)


動物でモテないメスは存在するのか?等の動物に関する疑問に、専門家が答えていく動物行動学の本です。一問につき数ページの解説があり、次々と疑問に答えていきます。本書は週刊文春で連載したものを単行本化、それをさらに文庫化したものです。

素人の質問に対して解説は専門的ですが、分かりやすく説明されているので難し過ぎることはないと思います。大まかに章は分かれていますが、人生相談のような形式で質問はそれぞれが独立していますので、ちょっとした時間に少しずつ読むこともできます。気合を入れなくても気軽に読めるのが良いですね。三種類の蜂の関係や兎がフンを食べる理由、人間に右利きの多い訳などが印象に残りました。

ただ、解説が丁寧になるあまりテンポがあまり良くないように感じました。その生物に興味のある人には良いですが、それほど深く関心を持っていない人にはちょっと……。また、生物に欠かせない繁殖も取り上げているせいか、それとも挿絵のせいなのか、品がないような気が。読む人によって評価が分かれそうです。

数多くの疑問が載っていますが、興味を引くものはあまりなかったのが残念です。このあたりは好みの問題かな。


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[ 2014/11/02 17:50 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

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