2014年05月28日(水)

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか (徳間文庫) 

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか (徳間文庫)日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか (徳間文庫)
著者:黄 文雄
出版社:徳間書店
出版日:2014/03/07

評価〔B+〕 容赦ない書きっぷりです。
キーワード:社会、中国、韓国、歴史

赤の他人を助けるほど、中国人は他人や社会を信用していない。それは中国5000年の歴史が、動乱や騒乱、戦乱の繰り返しだったからだ。(第1章より抜粋)


近年、中国や韓国との問題が目立ってきているような気がします。どうしてこうした摩擦が起きるのか、そもそもどのような価値観をもった人々なのか、よく分かっていない部分が多いのではないでしょうか。台湾生まれの著者が、中国と韓国の歴史から両国の文化や価値観を考察し、日本人との違いを解説しています。

著者の本を読んだことがある方はご存知でしょうが、相変わらず中国・韓国に対して厳しいです。辛口。大まかに言うと、日本と2国は漢字など共有しているものもあるが、文明はまったく異なるので国民も違っていると述べています。

中国の人々は政府を信用していないと思っていたのですが、政府内でも予想以上に権力闘争が激しいので驚きました。こうした社会では信頼することは難しいのかもしれません。また、日本の専門家による中国論はほとんどあてにならないと主張してあり、その理由もなかなか興味深いです。一方、韓国については、中国の属国だったことが影響しているとあります。昔の学問と言えば漢語と中国史であり、国語や国史でなかったらしいのが凄いですね。大中華とは違う「小中華思想」も解説してあり分かりやすいです。

過去だけでなく、歴史を踏まえた上で現代の2国の国民性や特色も説明してあるのは良かったです。ちなみに日本は褒められています。久しぶりにこの人の本を読みましたが、これほど自分の意見に揺らぎがないのは羨ましいですね。

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[ 2014/05/28 21:06 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

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