2014年05月28日(水)

議論のウソ 

議論のウソ (講談社現代新書)議論のウソ (講談社現代新書)
著者:小笠原 喜康
出版社:講談社
出版日:2005/09/17

評価〔B+〕 情報に踊らされないよう。
キーワード:情報、議論、メディア、権威、

簡単に言えばそれは「決めつける」というやり方である。表面的な一部のデータから結論をいそぐと、誤ったデータや関係のないデータまで、あたかもその結論の証拠のように見えてきてしまい、自分の論が「ウソ」になっていることに気づかなくなる。(第4章より抜粋)


ネットの発達により、過去に比べて膨大な量の情報に接していますが、どの情報が真実を伝えているのか分からない時があります。情報化社会の中で、情報を吟味するメディアリテラシーの力を養うための本です。

結論ありきで伝えていそうな情報や、権威による情報を鵜呑みにする問題は理解していたのですが、科学の新発見などによって真実が変化する「時間が作るウソ」と、真偽を問う前に問題自体の意義を調べるべきである「ムード先行のウソ」については知ることができて良かったです。当たりまえだと信じ、疑うことすらしなくなってしまうのが良くないと再確認しました。

これはウソだと分かりやすく見破る方法を期待していたのですが、そのような方法はなくウソを見破るのは難しいとあり、少々がっかりしました。ですが、肝心なのは自分の立場を自覚することとあり、そうした見方を教えてもらったのは良かったと思います。


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[ 2014/05/28 20:44 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

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