2014年04月03日(木)

“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人 

“菜々子さん”の戯曲  小悪魔と盤上の12人 (角川スニーカー文庫)“菜々子さん”の戯曲 小悪魔と盤上の12人 (角川スニーカー文庫)
著者:高木 敦史
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2010/10/30

評価〔B+〕 前のほうがスリルがあったと思います
キーワード:学園、サスペンス、推理、

「なんでそんな回りくどいことを……」
「ん? だって、その方が面白いかなって」(本文より抜粋)


高校に入学し映画研究会に所属する“菜々子さん”。彼女に心奪われた新入生・宮本剛太は、同じ会に入って親しくなろうと試み、いろいろな出来事に巻き込まれていきます。日常系学園ミステリーです。

各章ごとに小さな謎解きをし、全体として学園で起きている大きな事件に挑むのですが、異色のミステリーだった前作に比べると、どうしてもインパクトに欠けます。あの不可解な雰囲気はかなり薄まり、普通の学園推理ものに近くなっています。菜々子の性格は高校に入っても相変わらずなので、その点は楽しめるのですが、知っているからこそ面白さが半減してしまうこともあります。仕方ないとはいえ残念です。

謎自体はややこしいですが、おおっと思う仕掛けもあって良かったのではないでしょうか。ただ、やっぱり込み入っていて分かりづらい。


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[ 2014/04/03 18:56 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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