2013年10月24日(木)

羽月莉音の帝国 6 

羽月莉音の帝国 6 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 6 (ガガガ文庫)
著者:至道 流星
出版:小学館
発行:2011/02/18

評価〔A-〕 権力闘争、そしてさらに拡大路線へ。
キーワード:国家、ビジネス、経済、起業、現代

「買収と資金調達。これを車の両輪として、一気にスケールの拡大を目指すわよ。」(本文より抜粋)


中国に進出した矢先に権力闘争に巻き込まれてしまった革命部の面々。事業をなんとか成功させるため、海胴とともに事態の収拾に動き出します。

アメリカの外交官ラルフや中国の権力者・徐が登場し、それぞれの思惑が入り乱れて大事件へと発展していくのが面白く、読み始める前は少しずつ楽しんで読もうかと思っていたのですが、前半の権力争いは一気に読んでしまいました。ドイツ大使館前でのあの一連の出来事も含めて盛り上がりました。

中国ではいかにコネを、言い換えると人との繋がりや縁を大切にするのかが分かります。莉音や巳継を見ていると、力を持つ人物はこうして別の有力者と知り合っていくのだなーなんて思ってしまいました。もはや革命部は並みの政治家や実業家では太刀打ちできないでしょう。

後半は権力から経済力の話に戻り、革命部グループはさらなる拡大へと突き進みます。兆の単位での話が当たり前となり、想像力がおいつかなくてピンときません。作中の某がワケが分からないと言うのも、なんかわかるような気がします。予想通り世界を飛び回り始めました。

ついに建国に必要な軍事力の獲得へと本格的に動き出します。終盤に出てきたあの国が7巻の舞台となりそう。あとがきにもあるように、このまま限界まで内容を詰め込んで突っ走ってください。




スポンサーサイト

[ 2013/10/24 21:31 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tonaku.blog51.fc2.com/tb.php/580-18b6e535