2013年10月17日(木)

羽月莉音の帝国 5 

羽月莉音の帝国 5 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 5 (ガガガ文庫)
著者:至道 流星
出版:小学館
発行:2010/11/18

評価〔B+〕 革命部、海外へ。
キーワード:国家、ビジネス、経済、起業、現代

「なんとか2.1%以上を稼ぎ出せる運用先を見つけるしかないのか……」(本文より抜粋)


革命部はグループの資金繰りを容易にするため銀行を買収しましたが、経営の現状を把握する前に大事件が発生。経営を立て直し、さらなる飛躍を遂げることができるのしょうか。シリーズ5冊目です。

表紙を見てのとおり、この巻の中心人物は恒太です。これまで彼の言動は革命部以外の人間には殆ど影響を及ぼさなかったのですが、ついに表舞台で活躍します。著者がこのために彼を用意していたならば驚きです。

銀行の話が中心となりますが、預金の利息を払うために運用先を探すのは大変だと思います。金利が低くしても、自分たちが運用して儲かる保障なんてありませんからね。銀行経営の難しさが分かります。

そして後半はようやく日本を飛び出して外国へ。裏表紙にも書いてあるように、中国へ打って出ます。良くも悪くも注目を集める世界一の人口を誇る中国で、物語の重心は経済力から権力へと移っていきます。中国の社会のあり方や中国人の考え方などは、ある程度は知っていましたが知らなかったことも多く面白いです。

異国の地で困難に打ち勝つことができるのか。次の巻も期待しています。



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[ 2013/10/17 20:17 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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