2013年09月19日(木)

パラドクス・ブルー 1 

パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)
著者:中西 達郎、nini 他
出版:マッグガーデン
発行日:2009/04/10

評価〔B+〕 天使と人の知恵比べ。
キーワード:謎解き、現代、推理、クイズ・パズル

「見ているだけでは退屈というのなら、君らも我らの試練に挑んでよいのだぞ?」(本文より抜粋)


天使と呼ばれる正体不明の存在がどこからともなく現れ、人間たちに試練(パラドクス)と呼ばれる問いかけをする世界。天使たちは謎が解ければ人間に恩恵を与え、解けなければ制裁を科します。自分たちの街に現れた天使から学校を救うため、A校生徒会の面々が知恵を絞って試練に挑みます。

まずは出題編があり、その後解答編へと続く2話1セットの方式になっています。推理というよりはクイズやパズル、謎解きと表現したほうが合いそうです。1巻では3つ出題されていますが、難度はバラバラ、易しいものから難しいものまであります。結構テンポ良く進みます。自力で解きたい方は、ヒントを示す羽を見落とさないようにしましょう。1問目は半分、2問目は解けたけれど、3問目は難しい……一部しか分かりません。僕の推理は続きの「ネタばれ」にて。

こうした手法の漫画は大好きです。謎を解くのは面白いですし、難し過ぎないところも良いです。高校の生徒会が活躍するのはよくある展開だとは思いますが、登場人物たちの話、謎解き以外の部分も今後もっと面白くなると良いなあ。それと、蒼十郎はどうして“魔法使い”なんだろう。このあたりも明かされるのでしょうか。それともただのあだ名?

解答編に入る前のゲームブック的表現も結構気に入っています。次の巻が楽しみです。




ネタばれは続きにて↓

【ここからネタばれ】
天使の試練についてあれこれ。

まずステージ1のあの答え。水に関わるものを吸い込むからアレってのは、少々無理があるように感じました。分かるような分からないような。もう一つ何か根拠があってあの正解なら、もっと納得いったのになあ。

そしてステージ3の推理。「東より昇りし光、我西」「彼の光の中でこそ我が姿確かな」とあったので最初は影か?と思ったのですが、「その下にありし人間にもはや光なし」とあったので月なのかもしれません。月が出ている夜には、人のまわりに(太陽の)光はありませんからね。また、事件が早朝に発覚するということは、夜に起きているのだと思います。気象データを見ても夜が晴れの時のみ、翌日の早朝に発覚しています。

でも、彼の光が太陽だとしたら月が西から昇ることになるのですが、月って西から昇るのでしたっけ? いや、彼の光が月? このあたりがよく分かりません。しかし、月が正解だったとしても、天使の居場所を突き止めることができるのでしょうか。実際月に行く?または夜になるのを待ち、月を見上げれば良い? うーん、謎です。

殺人事件の謎は、被害者の凶器からみて催眠術のようなもので操られているのかも。被害者自身のデータから考えて、被害者の過去にあった精神的負担になる出来事を思い出させて、同じように再現させている気がします。

愛が残したメッセージも解明できません。Cのように見えますが、Sを書く途中のようにも見えます。でも、どちらにしても何を示しているのか分かりません。このヒントさえ解ければ……。

【ネタばれここまで】

スポンサーサイト
[ 2013/09/19 20:53 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tonaku.blog51.fc2.com/tb.php/566-1cb3122b