2013年08月30日(金)

非選抜アイドル 

非選抜アイドル (小学館101新書)非選抜アイドル (小学館101新書)
著者:仲谷 明香(AKB48)
出版:小学館
発行:2012/04/02

評価〔B+〕 内側から見たアイドルグループ。
キーワード:アイドル、芸能界、現代、

ところが、そうした予想に反して、選挙後に待っていたのは、それまでと変わらない日常だった。(本文より抜粋)


家族のうち誰もAKBのファンでないにも関わらず、なぜか前回のAKB総選挙の生放送を、ご飯を食べながら眺めていました。順番を呼ばれたアイドルは泣いて喜んだりまたは不機嫌になったりと、個々の名前は知らなくてもそれぞれに芸能人生があって、なかなか面白いものでした。ある程度上の順位しか発表されないため、当然名前を呼ばれない下位のアイドルたちもいます。そうした、非選抜のアイドルの一人、仲谷明香が自分とアイドルについて書いたのが本書です。

結論から言うと予想していたより良かったです。人気アイドルグループの、それほど人気のないアイドルである彼女が、活動を続けてみて何を思い何を感じたのかがよく伝わってきます。彼女が総選挙後に悟った非選抜メンバーの責任、敗者の責任は、共感する方も多いのではないでしょうか。

競争が厳しい芸能界で生き残るために、頑固で何事も引きずらないという個性を活かすところ、訪れたあるチャンスを掴もうと無我夢中で頑張る姿は好感が持てます。自分を客観的に見て、何が強みなのか知り、努力を怠らない。これが彼女の芸能界での処世術なのですが、これは芸能界に限らずどの分野でも当てはまることだと思います。

現役アイドルの本ですが、AKBの内情や秘密のようなものは書かれていませんので、そうしたものが目当ての方はご注意を。調べてみたら、今年の3月にAKBを卒業していました。芸能活動は続けているようなので彼女の夢である声優業がうまくいくことを願っています。



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[ 2013/08/30 19:56 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

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