2013年06月15日(土)

六花の勇者 

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:山形 石雄
出版:集英社
発行:2011/08/25

評価〔A-〕 ファンタジー×ミステリー
キーワード:ファンタジー、ミステリー、

「よく確かめるのだ! ありえん、六花の勇者が七人いるなど」(本文より抜粋)


ファンタジーでミステリーという異色のライトノベルです。著者は、戦う司書シリーズを書いた方です。アニメ版戦う司書を観て、この人の作品を読んでみたいなと思っていたんですよ。ようやく読むことができました。

魔神が復活するとき、六花の勇者が選ばれ世界の危機を救う――。今回も、その身に突如紋章が浮かび上がった勇者たちが、約束の地へ終結したのですが、集まったのはなんと七人。誰が偽者なのか?偽者の目的は何なのか? 疑心暗鬼に陥った勇者達は偽者探しを始める、というミステリーです。以前、感想を書いた遠野浩平の殺竜事件も推理ものでしたが、僕は騙し合いのゲーム・人狼に近い印象を受けました。

お互い不審な動きはしていないか、おかしな発言はしていないかと探り合うのは、緊迫感がありのめりこみました。登場人物たちも個性豊かで、主人公の自称地上最強の男・アドレットは、ファンタジーの勇者らしからぬ戦い方で新鮮でした。聖者の存在もファンタジーらしくて良いですね。

七人がそろうまでが少々長かったかなと感じました。粗筋を読んでいたので、早く集まらないかなと少しだけもどかしかったです。また、偽者の正体がばれた後が意外と短かったが残念でした。もう少しこう何か喋って欲しかったかな。

他の方の評価が高いのもうなずけます。ファンタジーらしい展開はありませんが、十分楽しめました。




【ここからネタばれ】
あの偽者について一つ疑問があります。あの人物はいつから敵だったのでしょうか? 生まれたときから?それとも最近入れ替わったのでしょうか。入れ替わったとしたら、よく周囲の人にばれないものだと感心してしまいます。凶魔も演技力があるのだろうか。いや、フレミーのように実は人間とあまり変わらないのかも。そのへんが気になります。

【ネタばれここまで】
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[ 2013/06/15 21:11 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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