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2013年05月31日(金)

羽月莉音の帝国 

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)
著者:至道 流星
出版:小学館
発行:2010/02/18

評価〔B+〕 ビジネスを部活から始めます
キーワード:国家、ビジネス、経済、起業、現代

「だから言ったじゃない。説明聞いてなかったの?建国するのよ。私たちの国を創るんだから」(本文より抜粋)


ライトノベルでは、主人公たちが様々な部を作り活動していますが、国を創る部活はかつてあったでしょうか。高校に入学したばかりの羽月巳継は、従姉の羽月莉音が部長を務める革命部に入れさせられます。部の目標は、自分達の国家を作ること。冗談としか思えない主張に彼は戸惑いますが、部の仲間とともにとりあえず活動をし始めます。

部活を作って遊ぶとなればギャグがラブコメになりそうですが、さすがはこの著者の物語だけあって、話はビジネスや経済を軸に展開していきます。このあたりは雷撃SSガールシリーズと同じです。まさに経済ラノベ。

国家設立には資金が必要ということで、部を法人化して資金集めに励みます。動くお金が各章ごとに爆発的に大きくなっていくのは、見ていて楽しいです。彼らの活動を見ていると、やりたいことをやるのが職人で儲かることをするのが実業家だということが、実によく分かります。学生より社会人、サラリーマンより経営者のほうが、より実感がわくと思いますので、大人向けですね。いや、野心を持った未成年にも読んでもらいたいです。

まだ冒頭なので、これからどんどん話は大きくなっていくと思います。次の巻も期待していますが、雷撃SSガールシリーズのような結末ではなく、最後までしっかり書いてくれることを望んでいます。



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[ 2013/05/31 20:10 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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