2013年05月25日(土)

明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線 

明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線 (ディスカヴァー携書)明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線 (ディスカヴァー携書)
著者:志村 一隆
出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行:2011/10/16

評価〔B+〕 どのメディアが隆盛するのか。
キーワード:メディア、予測、テレビ、ネット、SNS、広告、

つまり、既存メディアに新規プレーヤーが参入するのではなく、その外側にあるビジネス分野に新しい成長市場ができるのです。(本文より抜粋)


ネットの普及後、新聞とテレビの影響力は以前よりもだいぶ落ちているように感じています。それではネットのサービス、例えば流行っているSNSが一番影響力をもつメディアとなるのでしょうか。海外のメディア事情に詳しい著者が、海外で起こっている変化と現状、そしてメディアビジネスの将来を予測します。

アメリカなどで起きているメディアビジネスは興味深く、この波が日本にも押し寄せてくるのかもと思います。フールーは少し前にテレビCMが流れていましたしね。しかし、フールーのように海外で成功したものが日本でも成功するとは限らないのが面白いところです。本書が出版された2011年10月から1年半以上経過していますが、まだ大きな変化は起きていない気がします。遅かれ早かれ起きるのか、まったく違うことが起きるのか、予測は難しいですね。海外の『一度購入したら、どこででも見られる』は、某で音楽ファイルをダウンロードしたときに実感したのですが、非常に便利です。映像の分野でも、もっと普及しないかな。

目をひいたのは、新しいメディアビジネスの手法です。バナー広告、検索広告に続くものとして、行動データを軸とした広告が挙げられています。何か行動した人が次に何をするのかを、膨大なデータから予測するこの行動データはなかなか興味深いです。例の「BMWを買った人の約半分は、1週間以内に花を買う」は、かなり意外です。確かに今後の新しい指標になりそうです。

本書の図や表が見づらいです。図や表は分かりやすくするためにあるのに、あまり用をなしていないと思います。

メディアというよりメディアビジネスに重点が置かれていて、全般的に取材報告のようでした。消費者視点ではなかったのが残念です。僕が求めるものが本書と少しずれていた感じです。でも、いくつかの新しい動きは興味深かったです。




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[ 2013/05/25 22:28 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

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