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2013年01月07日(月)

快適睡眠のすすめ 

快適睡眠のすすめ (岩波新書)快適睡眠のすすめ (岩波新書)
著者:堀 忠雄
出版社:岩波書店
出版日:2000/07/19

評価〔B+〕 眠りに関するアレコレ。
キーワード:睡眠、昼寝、朝型、夜型、時差ボケ、

その後の研究でも、睡眠時間の短縮は可能であるが、無理なく短縮できる限界は六時間であろう、というところにおちついている。(第3章より抜粋)


明けましておめでとうございます。今年最初の本は、睡眠についてのものです。1日8時間寝るとすると、人生の3分の1は寝て過ごしていることになる、とよく言われますが、睡眠それ自体を詳しく知っている人は案外少ないと思います。その睡眠について調査・研究して分かってきたことを紹介し、新しい生活習慣として昼寝を勧めています。

序盤は少し前の新書のように学術的で、退屈に感じるかもしれませんが、中盤からは実用的な内容です。寝るときにどうしたらいいか?など就寝方法が書かれているのかと予想していたのですが、そうではなく、朝方と夜型の違いや、眠気のリズムなどが記載されています。

印象に残った点は、アルコールの大量摂取で寝てしまうのは麻酔と同じで体力回復にはならないことや、時差ボケは一時間につき1日半あれば慣れるのに、サマータイム制で一時間早起きすると慣れるのに一週間くらいかかることです。就寝に適するのは体温が下がるとき、というのも役に立つ情報です。周囲の環境から自分の生活リズムまで、様々な要因を分析しています。

著者が一番主張したかった昼寝の効用・推奨も良かったのですが、それ以外の内容のほうが印象深かったです。読みやすさよりは正確さ優先で、最近の新書と比べると少々お堅い感じもしますが、題名どおり睡眠を快適にするのに役立ちそうです。睡眠の習慣を変えたいときに、もう一度読み返すことにします。


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[ 2013/01/07 19:22 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

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