2012年09月06日(木)

Q.E.D.証明終了32 

Q.E.D.証明終了(32) (月刊マガジンコミックス)Q.E.D.証明終了(32) (月刊マガジンコミックス)
著者:加藤 元浩
出版:講談社
発行:2009/01/16

評価〔A-〕 騙される面白さがあります
キーワード:推理、謎解き

「私が君を驚かしてやろう。見たこともないマジックを見せようじゃないか」(本文より抜粋)


マジシャンの黒法子が、手品のタネを見破る燈馬を驚かそうとする「マジック&マジック」、ある殺人事件と金融危機が複雑に絡み合う「レッド・ファイル」の2話です。

「マジック&マジック」は実に良かったです。全て解き明かしてしまう燈馬に対し、人を欺くプロがいかに挑むのかが見どころで、最後までどちらに軍配が上がるかワクワクしながら読みました。最後のオチが綺麗に決まりまって気持ち良い。アリバイ崩しも良いのですが、こうした騙し合い・コンゲームこそQEDを知らない人に読んで楽しんでもらいたいです。マジックはエンターテイメントだ。

「レッド・ファイル」は金融がらみの事件で、殺人事件としては今までどおりの出来です。ですが、ポートフォリオなど素人には馴染みのない専門用語を分かりやすく説明してくれて、事件の真相よりもなんというか面白かったです。金融工学の専門家・フライヤの予測の話は興味深いですね。事件解決後のおまけ話も、いかにもありそうで良い感じ。

読後感が良かったです。こうしてまた、うまく騙されたいものです。



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[ 2012/09/06 23:09 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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