2012年07月03日(火)

万能鑑定士Qの事件簿 IV 

万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)
著者:松岡 圭祐
出版:角川書店(角川グループパブリッシング)
発行:2010/06/23

評価〔B+〕 あるポスターの謎を追う
キーワード:鑑定士、知識、雑学、

このポスターを焼失させたがる理由はなんだろう。人目に触れさせたくないというのなら、個人の家のコレクションまで狙うことはない。(本文より抜粋)


圧倒的な知識で事件を解き明かす万能鑑定士Qシリーズの4冊目です。今回は放火魔に狙われた1本の映画のポスターの謎に迫ります。そして、著者の他作品『催眠』に登場するカウンセラー・嵯峨敏也も登場します。僕は催眠シリーズを未読ですが、既読の方には喜ばしいことだと思います。

莉子が燃えた映画グッズの鑑定を依頼されたことに始まり、動きの鈍い警察を動かすために臨床心理士の嵯峨に会い、二人で事件解決に尽力します。3巻は事件の黒幕が分かっていて対決する展開でしたが、この4巻は、犯人も犯行の意図もなかなか明らかになりません。知識を披露するシーンが減ったように感じましたが、どう事態が収束するのかよめず楽しめました。

最後のどんでん返しには驚きました。いやー、まさかそういうことだったとは。なるほど、観察眼を試される小説です。違う手で次回も読者を驚かせて欲しいですね。



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[ 2012/07/03 22:24 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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