2012年03月02日(金)

サヤビト1 

サヤビト 1 (アフタヌーンKC)サヤビト 1 (アフタヌーンKC)
著者:伊咲 ウタ
出版社:講談社
出版日:2010/03/05

評価〔C+〕 戦闘兵器の人間物語
キーワード:ファンタジー、兵器

「未登録のサヤビトがこの村にいる件について来たの」(本文より抜粋)


物質が心を持った話は他にもありますが、人間と変わらない姿で兵器というのはあまり聞いたことがありません。外見も中身もほとんど人間だけれど、アドと呼ばれる主人がいなければ生きていけないサヤビトたち。そんな彼らが平和な時をどう過ごしているのか、兵器として作られた人造人間たちの物語です。

舞台がファンタジー風で、まだ詳細は分かりませんが、中世ヨーロッパのような感じです。剣は出てきますが魔法は出てきません。サヤビト以外は普通の人たちが暮らしている世界。戦闘を思い起こさせる兵器としての存在は、あまり良く思われてません。でも、そんな中、実に人間らしく生きているサヤビトたちが、周囲の人間よりも人間くさくて良い感じです。人型兵器の話だからアクション重視なのかと思いきや、人間ドラマがテーマのようです。

シリアスになり過ぎないよう、明るいシーンとメリハリをつけているので、重くなりすぎてはいないと思います。どことなく少女漫画っぽい感じがします。ギャグっぽいシーンを見ていると、特に。それと、表紙の少女リヴィアは、本編ではもっと子供っぽい容姿です。読後改めて表紙を見て、ちょっと驚きました。

暗いトーンを使った心理描写は好みなのですが、どうもそれほど満足感はありませんでした。なぜかは自分でもよく分かりません。全体的に悪くはないのですが……んー、漫画の好みの問題なのかな。



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[ 2012/03/02 21:53 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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