2012年01月07日(土)

イマジン秘蹟2 人でなしの恋 

イマジン秘蹟(サクラメント)〈2〉人でなしの恋 (角川スニーカー文庫)イマジン秘蹟(サクラメント)〈2〉人でなしの恋 (角川スニーカー文庫)
著者:本田 透
出版:角川書店
発行:2008/02/01

評価〔B+〕 智弘の初恋
キーワード:学園、オカルト、現代

「そうね。端的に言えばね、わたしは智弘にずっと憧れていたの。ぜひ、お友達になりたいなって願い続けていたのよね」(本文より抜粋)


魔女狩りをする部活動・通称イマジンと、部の執事として所属させられた尾津智弘のオカルト系ラノベです。今回はある一人の少女との出会いから始まります。彼女の名前は月見里真稀名、車椅子に座る智弘の周囲にはいないタイプの女の子です。次第に仲良くなる二人ですが、話は思わぬ方向へ転がっていきます。

初恋物語かと思いきや単純には進みません。普段と違う一面を見せる真稀名や脅迫のファックス、そしてクライマックスに入る直前に某登場人物から驚きの真相が語られます。驚くと共に感心してしまいました。魔女は関係ないじゃんと思っていたのですが、しっかり魔女症候群が絡んできます。

イマジンの3人も双子の姉・玲於奈も健在で、1巻同様楽しませてくれます。ちこりとサナギの出番は少なかったかも。智弘と光紗や智弘と玲於奈の会話が好きです。話のネタが豊富で、様々なものを挙げていて面白いです。著者の幅広い知識が凄いですね。スタンダールの恋愛論に興味を持ちました。

さきほどこの作品のウィキペディアを覗いたところ、哲学をモチーフにしていると説明されてました。なるほどね。こうして自分の書いた感想を読み返してみると、自分が思っているよりもこのシリーズが好きなのかもしれません。




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[ 2012/01/07 22:00 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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