2011年12月22日(木)

やむなく覚醒!! 邪神大沼 

やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)
著者:川岸 殴魚
出版:小学館
発行:2009/06/18

評価〔C〕 現代社会の邪神になろう
キーワード:邪神、ギャグ、学園

「単刀直入におうかがいしますが、僕って邪神なんですかね?」「もちろん邪神です」(本文より抜粋)


ある日、帰宅した高校生・大沼貴幸を待ったいたのは一冊の本『初心者らくらく邪神マニュアル+スターターキット』でした。最初は気にも留めなかったのですが、読む分には問題ないだろうと本を開きます。マニュアルから現れた使い魔に邪神だと断言され、腑に落ちないまま邪神を目指すこととなった高校生を描いたギャグライトノベルです。第3回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。

凶悪な姿に変身する訳でもないので、クラスメイトもお前邪神なんだろ?と気軽に話しかけてきます。特殊能力は体の頑丈さのみ。普通に高校生活を送りたい大沼の思いに反し、ちゃくちゃくとまたはグダグダと邪神へ道を突き進む姿が笑いをさそいます。配下の妖魔召喚や強敵との戦闘もあり、文字だけみると凄そうですが、ギャグなので重いシリアスな描写はありませんのでご安心を。何も考えずにサクサク読むことができます。

色々なネタをベースにしたギャグが多いので、元ネタを知らないと笑えないかもしれません。多かったのはドラゴンクエストかな。邪神といえばファンタジーなのでしょうか。後半から出てくる存在自体がネタの田中がお気に入りです。

笑いの方向もアイディアも好きなのですが、どうも完成度が低いように感じました。きちんとまとめれば、まだまだ面白くなりそうなのに。周囲が女性ばかりの割りに、安易に恋愛に走らないのは好感が持てるのですが。んー、次を読むかどうか迷うなあ。



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[ 2011/12/22 21:40 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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