2011年10月23日(日)

エスニシティ ゼロワン1 

エスニシティ ゼロワン 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)エスニシティ ゼロワン 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者:多田乃 伸明
出版:メディアファクトリー
発行:2011/02/23

評価〔B+〕 管理社会をはぐれた人々
キーワード:SF、近未来、管理社会、

「俺は…俺たちはセンソラムから追放された人間だ。」(本文より抜粋)


機械によって厳しく人口と社会を管理されている近未来。少女ニコは囲郭都市センソラムで平穏に生活していましたが、ある日、好奇心から見知らぬ土地へと足を踏み入れます。そこには思いもよらぬ世界が存在して、彼女も無関係ではいられなくなるというSF漫画です。「70億の針」と同じ著者なので、興味を持って読むことにしました。

パペットと呼ばれるバーチャルペットのようなものがひとりひとりにつき、教育・指導・監視している安全で厳格な社会が描かれています。規律からはみ出さないように人権ポイントなる運転免許の点数のようなものが与えられ、反社会的な行動を取ると減っていくシステムが興味深いです。かなり現実味に溢れていて、将来こうなるかもしれないなーと思わされます。また、ルールを守れない都市を追放された人々が暮らす空白地帯が存在し、そこには現状打破したいと考える者たちもいます。今後、どのようにこの世界が動いていくのかが見所です。

最初の巻だけあって、状況説明や人物紹介で終わってしまったような感じです。巻末に説明を補強する設定資料集が数ページあるので、それを見ればおそらく整理できるでしょう。こういう設定集は見るの好きです。

そういえば、ニコの年齢っていくつなんでしょうか。十歳体という単語が出てきたから、それくらいなのかな?彼女のパソコン操作技術がどのレベルなのかなのも気になるところですが、そのあたりはこれから明かされることでしょう。最後の引きが良かったので、次がどうなるのか楽しみです。




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[ 2011/10/23 09:46 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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