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2011年08月29日(月)

イマジン秘蹟1 魔女症候群(ヘクサドローム)の春 

イマジン秘蹟(サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春 (角川スニーカー文庫)イマジン秘蹟(サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春 (角川スニーカー文庫)
著者:本田 透
出版:角川書店
発行:2007/10/01

評価〔B+〕 魔女や現実と戦います
キーワード:学園、オカルト、現代

「あたしたちの本業はぁ~、悪い魔女を狩って捕らえて拷問して祓う仕事なワケ」(本文より抜粋)


ライトノベルによくある設定として、平凡な男子生徒が、奇抜な女子生徒が所属する変な部活に参加しますが、本書はまさにそれです。高校生の尾津智弘は、初登校の日に妙な女子生徒たちと出会います。彼女たちは、イマジンと呼ばれる部に所属していて、訳の分からないうちに行動を共にすることになって、とよくあるパターンです。ちなみに、秘蹟=サクラメントは、「キリスト教における神の恩恵を信徒に与える儀式」だそうです。辞書を引いてしまった。

前半はキャラも展開も普通かなーと思って読んでいたのですが、後半から急にシリアスな面が出始めてきて、徐々に引き込まれていきました。予想していたのと違う方向に盛り上がりました。登場人物の言葉を借りると、唐突なキャラぶれが意外でした。田中ロミオの「AURA」が好きならば気に入る、とどこかの書評に書いてあったのですが、なるほど似ているかな。現実と向き合う重いところが。

巻頭の見開きカラー挿絵を見て、智弘って実は女なのか?と勘ぐって読んでいたのですが、別に叙述トリックでもなんでもなく男性でした。男子でセーラー風の制服とは珍しい。どこかで見たことある絵だと思ったら、狼と香辛料の人でした。なかなか合っていると思います。

著者の名前は本を探しているとき、ときどき目にしているので気になってはいました。こういう本を書く人だったのか。総合点ではAURAのほうが上かなーと感じましたが、これはこれで続きが気になるところです。




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[ 2011/08/29 20:08 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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