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2011年08月06日(土)

超能力者のいた夏 

超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫)超能力者のいた夏 (メディアワークス文庫)
著者:寺本 耕也
出版:アスキーメディアワークス
発行:2010/06/25

評価〔B+〕 あまり非日常でないところが良いです
キーワード:学園、超能力、青春、恋愛

「超能力者と呼べる人がいるのなら、それはきみみたいな人かもしれない」(第三章より抜粋)


超能力者はいなさそうだなと思いつつも、そういうのが好きなので手にとってしまった本書。ずっと前に入手したのですが、タイトルに夏とあったので夏になるまで読まずに取っておきました。

長野県の高校に転入した高那聡はある出来事がきっかけとなり、超能力者たちと生活を共にすることになる、とあらすじはそれほど斬新ではありません。よくあると言えばよくある流れです。しかし、問題というか期待はずれの能力を持つ彼・彼女たちは、能力のために色々と悩んだり失敗したりします。ですが、能力以外では普通の若者とあまり変わらないので、身近に感じるところもあり面白いです。超能力という言葉から連想する緊迫感や興奮とは違って、各人の能力が上手く話を引き立てています。

読む前も読んでいる時も感じたのですが、登場人物がやや多いのが気になりました。もう少し人数を絞って、ひとりひとりを深く掘り下げたほうが、より良かったんじゃないのかな。まあ、学校、寮が舞台なので、少なすぎても違和感があるから難しいのですが。

斬新さやすごい展開はないのですが、一般人である聡と超能力者たちの会話が好感をいだきました。ややだらけた雰囲気も登場人物たちにあってます。超能力者がいたらこんな風なのかも、と思わせてくれる物語です。



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[ 2011/08/06 12:13 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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