2011年06月26日(日)

月見月理解の探偵殺人2 

月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)
著者:明月 千里
出版:ソフトバンククリエイティブ
出版:2010/04/15

評価〔B+〕 エピローグが良い感じ
キーワード:殺人ゲーム、サスペンス風

「誰にも見抜けない変装で他人に成り代わり、仮度捕まえても殺しても現れる不可解な存在、故に《ドッペルゲンガー》という通り名がついている」(Phase2より抜粋)


初の所属する放送部に星霧交喙(いすか)が入部してきます。時を同じくして理解も初の前に現れ、交喙の姉・花鶏(あとり)を調べていると伝えます。彼女を追ううちに、初たちはノアズ・アークと呼ばれる場所に閉じ込められる、といったお話です。1巻と同じように、傍若無人に振る舞う理解と彼女に付き合わされる初が、再び殺人ゲームに挑みます。

今回の監禁脱出ゲームは、探偵殺人ゲームより複雑で分かりにくいですが、探偵殺人ゲームの時よりはきちんと展開の軸となっていると思います。でも、もう少しじっくりやって欲しかったかも。緊張感あるゲームもしくはコンゲーム(騙し合い)は面白いです。こういうのが好みなのかもしれません。理解に勝るとも劣らない能力を持つ交喙の動向がポイントです。

1巻でも言われていたのですが、どことなく西尾維新を連想させる文章です。本書を読んでいてその印象が強くなりました。初の突っ込みは、戯言シリーズのいーちゃんのそれと似ています。だからかな。

個人的には二つのエピローグが良い終わり方でした。全体的にサスペンスっぽくて良いです。推理小説風ではなくサスペンス風。展開の完成度が高い訳ではないのですが、気に入っています。次も楽しみです。



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[ 2011/06/26 12:13 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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