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2011年02月22日(火)

ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 

ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)
著者:上遠野 浩平
出版:アスキーメディアワークス
発行:2008/08/10

評価〔B-〕 魔女戦争の幕開け
キーワード:シリアス、超能力

「私は、私の運命に出会いに行くわ――空っぽの自分を捨てて、強くて無敵の存在に生まれ変わるのよ。」(chapter oneより抜粋)


ブギーポップシリーズの外伝です。このシリーズの主人公は、表紙を見て分かるように霧間凪です。炎の魔女と呼ばれ、正義の味方として活動している高校生で、本編では真相にあと1歩届かずといった感じの彼女ですが、ついに主役をはります。

時間軸は、もう1つの外伝「ビートのディシプリン」と同じ頃です。「ビート」に登場していたアルケスティスなる魔女と、魔女ヴァルプルギスとの争いが焦点となっています。魔女の言動を見ていると、凪がどこか運命に導かれて行動しているように見えるから不思議です。大きく物語が動き始めます。このファイル1では、統和機構や凪の関係者が多数出てきますが、まだまだ序盤。ファイル2以降への準備段階のように感じました。少し物足らないのは仕方がないのかな。この巻だけの見せ場が欲しかったですね。

話が入り組んでいるし登場する人物も多いので、読後に関係の深そうな「ビート」シリーズを再読しました。あちらのあのシーンが、本書のこのシーンの裏側なのか、と接点が分かると面白いです。キャラと言えば、新キャラのドーバーマンの影が薄いですね……リキ・ティキ・タビもとらえどころがなく、印象が弱いなあ。反対に、冥加暦は出番が極端に少ないながらも印象に残りました。再登場はあるのかな?

ヴァルプルギスの後悔というタイトルが意味するのは、何なのかも気になるところです。この巻だけでは判断しにくいので、今後に期待します。




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[ 2011/02/22 21:29 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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