2011年01月07日(金)

ボクらのキセキ 

ボクらのキセキ (メディアワークス文庫)ボクらのキセキ (メディアワークス文庫)
著者:静月 遠火
出版:アスキーメディアワークス
発行:2010/02/25

評価〔D+〕 物足りなさが残った小説です。
キーワード:学園ミステリ、青春、恋愛、

「信じられないと思う。だけど聞いてほしい。これから先、僕にあってもどうか声をかけないでくれ。僕たちは人を殺し、そして君は死んでしまう。僕はその未来を防ぎたいんだ」(プロローグより抜粋)


悪戯好きの高校生・波河久則がついた嘘が、一目惚れの相手の三条有亜と出会ってから思わぬ出来事を引き起こす、嘘と現実が交差する学園ものです。裏表紙には学園ラブミステリーとありますが、ミステリー風青春ものくらいでしょうか。嘘から出た真のお話。

読んでいると、突然何かが狂ってしまったような不思議な違和感があります。自分たちが変えているのではなく、周りで何か起きているが知らされていないような感覚です。推理モノのように硬くなく、サスペンスのようにもなっていて読みやすいです。

上記の2人と久則の従兄弟である正臣を加えた3人がメインキャラなのですが、どちらかと言うと主役でない正臣が一番個性があり目立っています。恋愛の渦中にある2人の個性があまり感じられなかったのが、どうもこの物語の印象が薄い原因なのではないでしょうか。話の展開のほうも、山場も確かにあるのですがいまいち盛り上がらないと言いますか、平坦な感じがすると言いますか……。好みに合わなかったんだと思います。

でも、悪くはないどまりで、物足りないんだよね。読後にあまり残りませんでした。そんな訳で満足度を考慮すると、やはりD+くらいかな。期待し過ぎてしまったのかもね。





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[ 2011/01/07 21:56 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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