2010年10月24日(日)

マンホール1 

マンホール 1 (ヤングガンガンコミックス)マンホール 1 (ヤングガンガンコミックス)
著者:筒井 哲也
出版:スクウェア・エニックス
発行:2005/08/25

評価〔B〕 気味が悪い社会派ホラー
キーワード:ホラー、現代、SF、生物

「欲望を奪う寄生虫……か」(本文より抜粋)


とある商店街で一人の男が変死し、二人の刑事がこの出来事を追っていくのですが、捜査を続けるうちにただの事件ではないことに気づきます。このような作品はどの分野に含まれるのかなと疑問だったのですが、裏表紙によるとバイオホラーだそうです。

事件の中心となるのは、ある種の寄生虫です。ウイルスが発端となるドラマか漫画があると思うので、この寄生虫という題材も、それほど斬新で奇抜ではありません。しかし、後半を読み進めていくと、ただ単に出したのではないことが分かります。社会的な要素も絡めてあって、その点は意外で面白いです。恐怖よりも気持ち悪さが印象的。

冒頭は衝撃的で設定もしっかりしているので、安心して読むことができます。物語に入り込みやすいです。でも、どこかしら地味なのは仕方がないのでしょうか。捜査もの。なんかテレビドラマを見ているような気分になります。また、溝口刑事と井上刑事、ベテランと新人のコンビのやり取りもなかなか楽しいです。暗くなり過ぎないところが良いですね。

全3巻ですが、思いのほか、事件の裏が明らかになるのが早かったです。事件の謎を追っていくよりも、いかにして事件を解決に導くかのほうに、重点が置かれているのかもしれません。ゆっくりじっくり読んでいこうと思っています。





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[ 2010/10/24 16:16 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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