2010年07月27日(火)

魔法行商人ロマ1 

魔法行商人ロマ 1 (少年サンデーコミックス)魔法行商人ロマ 1 (少年サンデーコミックス)
著者:倉薗 紀彦
出版:小学館
出版:2009/09/17

評価〔B-〕 欲に溺れないように
キーワード:魔法、オムニバス、現代

お金はいらない…。私達が欲しいのは…その大きな“欲望”…(本文より抜粋)


仮に、何か強い望みがあり、その望みを叶えてくれる道具があったとしたら、どうしますか? そんな人の欲を明るい絵柄で描いているのが本書です。クラブサンデーというサイトで連載しているのを偶然知り、少し読んで気になったのが読むきっかけとなりました。

謎の少女ロマが大きな欲望を持つ人間に魔法具を与え、かわりにその欲望をもらう。一話完結のオムニバス形式で進みます。ロマの目標が毎回変わる、つまり違う欲望を持つ人間が登場するので、なかなか興味深いです。絵柄に反して緊張感や重みのある結末になることが多く、意外で良かったと思います。

ネットで読んだ時は、さっぱりし過ぎかな~と感じていたのですが、1巻を全部読んだ感想は予想より面白かったです。1話・レリスの魔券はなかなか。

ただ、「バイクが欲しい」など目標の欲望が大きいと思えないものもあり、違和感がありました。また、目標が十代の若者ばかりなのも偏っている気がします。表紙折り返しにあるように、著者が若い読者に向けて書いたものだから、そうなっているだけかもしれませんけど。

オムニバスはマンネリが心配ですが、そうならないよう期待したいところです。ダークでバッドエンドが多い漫画ですが、読後感は悪くはなく楽しめます。




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[ 2010/07/27 22:20 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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