2010年03月23日(火)

オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!! 

オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!(2) (角川スニーカー文庫 200-2)オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!(2) (角川スニーカー文庫 200-2)
著者:冲方 丁
出版:角川書店
発行:2007/05

評価〔B〕 スプライトと比較してみて下さい
キーワード:ライトノベル、SF、シュピーゲルシリーズ

「……なんっ――だ、今の?」やっと涼月が口を開く。答える者なし――。ふいに、夕霧が、ぽつんと呟いた。「お星様が落ちてきたみたいですよ?」(本文より抜粋)


国際都市で治安維持に励む3人の特甲児童たちのお話です。1巻とは違って今度は長編で、ミネアポリスで起きた人工衛星落下事件をMPB側から追います。スプライト2の別カメラ。

涼月・陽炎・夕霧の3人が別々に作戦に従事します。いつもと勝手の違う彼女たちの戸惑いと頑張りが目をひきます。また、MSSはCIAと行動を共にしますが、MPBはロシアに協力しています。ロシア部隊の件で張られたある伏線がかなり気に入りました。そうきたかって感じで。

内容はスプライトの2巻と同じですが、スプライトのように多視点で事件を見せてくれるのではなく、視点がケルベロス遊撃小隊の3人に絞られているので、客観的に全容をつかむことは難しくなっています。その代わりといっては何ですが、主観の度合いが増し、読むほうとしては感情移入しやすいのではないでしょうか。スプライトより容赦ない表現も含めて。

ストーリー展開はスプライトのほうが良かったですが、登場人物やノリはこちらのほうが好みかな。やさぐれ具合がなかなか。総合的には同じくらい良かったと思います。よってこちらも評価Bで。



(推敲します)
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[ 2010/03/23 18:59 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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