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2020年07月24日(金)

偽善のトリセツ 反倫理学講座 



著者:パオロマッツァリーノ
発売日: 2019/1/9

評価〔C+〕 著者絶賛の「偽善の倫理」が気になる。
キーワード:偽善、社会学、倫理学、

偽善はいけないというけれど、偽善者はだれかを救ってます。なにもしない人は、たとえ善人であっても、だれも救っていないのです。(第1章より抜粋)


日本のチャリティー番組では出演料がでるので偽善である。こういう意見を見たことがあります。善意だけでなく利益のために行動しているから偽善だという訳ですが、ではどこが問題なのでしょうか。偽善の実態と歴史からその真相にせまります。

著者を含めた登場人物3人による会話形式なので読みやすい分かりやすいです。読者が疑問に思うようなことはたいてい誰かが発言しています。題名のわりには堅苦しくない本です。

偽善と善意を比較するのに結果を用いています。行動しないよりは行動したほうが良いというのが著者の主張です。偽善によって他人に迷惑をかけることもありません。悪行でしたらダメですけど。

半分ほどは偽善の歴史でつまらなくはないのですが、実態やそれに関する議論をもっと読みたかったので少々がっかりしました。言葉の歴史ものとしては面白いと思います。


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[ 2020/07/24 22:00 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

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