2010年02月20日(土)

シュレディンガーの妻は元気か 

シュレディンガーの妻は元気か (1) (バンブー・コミックス)シュレディンガーの妻は元気か (1) (バンブー・コミックス)
著者:中島 沙帆子
出版:竹書房
発行:2008/08/16

評価〔B+〕 何かと論理的過ぎるのが笑えます
キーワード:4コマ、ギャグ、理系、日常系

私には時々夫が宇宙人に思える(本文より抜粋)


理系の夫の極端な言動を、夫婦生活の中で面白おかしく描いた4コマ漫画です。題名の元ネタである『シュレディンガーの猫は元気か』は知らなかったのですが、物理学用語のシュレディンガーの猫は知っていたので、初めてこの漫画を知ったときは思わず笑ってしまいました。シュレディンガーの妻って……。(笑)

文系の妻・ちかと理系の夫・修平の普段の会話が主な内容となっていて、分類するならありふれた日常系となるのですが、そのあまりにも違いすぎる価値観や判断基準が面白いです。理詰めの修平に振り回されるちかが笑えます。ちかは文系ではなく体育会系っぽいけれどね。感情優位な女性と論理重視の男性の違いを突き詰めて表現すると、こんな感じになるんじゃないのかな。ここまで極端でないにしろ、共感して笑える夫婦も結構多いと思います。

修平のモデルは著者の夫で、漫画もほぼ実録だそうです。ならばこの本はコミックエッセイのようなものですね。おまけの実録・シュレディンガーの妻は元気かはまさにそれ。裏表紙の帯の「時々アンドロイドと暮らしているような気分になります」は酷いなあと思ったのですが、読むと著者のその気持ちも分かるような気もします。

面白さを伝えるのが難しいのですが、誰が読んでも楽しめそうです。実際、身近に論理的過ぎる人がいれば、さらに笑えること間違いなし。この本の弱点は、バンブーコミックスの品揃えの良い書店が少なく見つけにくいことでしょうか。読みたい本に限ってなぜかマイナーな出版社なんだよなー。




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[ 2010/02/20 21:23 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

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