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2010年01月16日(土)

スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee 

スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
著者:冲方 丁
出版:富士見書房
発行:2007/01

評価〔B-〕 オイレンより少しだけ柔らかい感じ。
キーワード:ライトノベル、SF、シュピーゲルシリーズ

三人の少女の背に、輝きが生える。紫・青・黄の、大きな大きな――羽。(第1話より抜粋)


オイレンシュピーゲルと世界観を同じくするもう1つの物語です。国際都市ミリオポリスの公安高機動隊、通称MSSに所属する手足を機甲化した3人の少女たちが、悪戦苦闘しつつも生きていきます。暴力的で危険な世界で活躍する可憐な少女たち。所属組織は異なりますが、基本的にはオイレンと同じです。

『少女B=乙』『黄のリボンタイ/細い脚/芥子色のスカート』などの/と=を使った特徴ある文体も健在です。戸惑うかもしれませんが、著者もあとがきで「読む」のではなく「見流して」くださいと書いていたので、読者が好きなように見流すのが良いかと。

オイレンと異なる点は、まず主役たちの持つ印象です。スプライトの鳳、乙、雛は程度は違えど幼さを残していて、健気な印象を受けます。オイレン3人組の不良っぽさとは違って、学校をサボるというよりは学校内でこっそりお菓子を食べるような感じでしょうか。また、機甲化するのは同じなのですが、鳳たちはそれぞれ異なる特性の羽も持っています。羽のおかげで空を自由に飛ぶことができ、スプライトのほうがよりファンタジーな雰囲気です。本文中に『妖精たちの物語』と表されていますが、まさにそのような感じです。

このシリーズ単体で読んでも楽しめますが、やはりもう一方のシリーズも合わせて読んだほうが、よりこの世界を堪能できると思います。2つのシリーズは後に合流するようですし。2つを比べると、うーん、どちらかと言えばオイレンのほうが面白いかな。でも羽の設定が好きなので、評価は同じB-にしておきます。



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[ 2010/01/16 22:10 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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