 
| 著者:有田イマリ 発売日: 2018/1/22
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評価〔B+〕 物理的ではなく精神的な恐怖。キーワード:田舎、日常系、ホラー、サスペンス、
「それは私達の知っている・・・誰か・・・?」(本文より抜粋)
状況は解決へと少しずつ進んでいるかに見えましたが、思わぬ事件が発生し謎は深まるばかり。彼女にしてみればまさに絶望とも思える事態なのですが、諦めずにもがき続ける姿が印象に残ります。
1巻同様テンポは良いし、怖いところはきちんと怖いので面白いです。平常時の絵柄や雰囲気と非常時のそれの落差があるので、分かっていても少し驚いてしまいます。
黒幕の存在を臭わせてきたので、単なる自然現象ではないことは確かなのですが・・・・・・これって真相を推理できるたぐいのものなのでしょうか。最後の茜の台詞をヒントにちょっと考えてみようかな。
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