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2019年01月20日(日)

θ 11番ホームの妖精 アクアリウムの人魚たち 



著者:籘真 千歳
発売日: 2016/1/23

評価〔B+〕 意外と客が来てるんだな・・・・・・。
キーワード:SF、未来、駅、

貨物車輌の上には見慣れたコンテナではなく、直方体の棺のようなものが立てて並べられています。(本文より抜粋)


「θ 11番ホームの妖精」シリーズの2作目です。駅を担うコンピュータ・アリスが中心となる短編と、特殊な輸送物をめぐる様々な計略に巻き込まれる中編の2編からなる連作集です。

このシリーズはT・Bのいる場所と彼女自身が特殊なため、大きな出来事になることが多いです。短編のほうは軽めに書かれていますけど、結構大事だと思うんだけどな。

中編で登場する多々良美波が印象深いです。彼女とT・Bのやり取りは二人の事情を目に見える形で表現しているようで、分かりやすくて良かったです。彼女の本気には驚かされました。凄い。また、中編の冒頭で話題となった四種類の人間の話は興味深いです。こういうちょっとした雑談はお気に入りなので、もっと劇中に散りばめてほしいなあ。

著者のスワロウテイルシリーズと世界が繋がっているのが分かる台詞が多いです。そちらを読んでいれば分かることもありますが、未読でも影響なく十分楽しめますのでご安心ください。


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[ 2019/01/20 11:58 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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