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2018年08月19日(日)

グルメぎらい 



著者:柏井壽
発売日: 2018/4/17

評価〔C〕 グルメ論抗争なのかも。
キーワード:グルメ、SNS、ミシュラン、食文化、

多くのお客さんにとって、今や外食の最大の関心は、食べることそのものよりも、お店や料理人さんに向けられているのです。(本文より抜粋)


最近のグルメブームを好ましくないと感じる食通の批判本です。題名からあまり食事に興味のない人が書いたの思っていましたが、詳しい人による問題提起なので意外でした。

SNSやミシュランの格付けによって、料理人や客の意識や価値観が変化し、本質である味よりも人気や知識・情報などが重要視される傾向は良くないと警鐘をならしています。確かにSNSで称賛されたいためだけに予約の取れない店に行ったり、文化よりも商業優先が透けて見える恵方巻きなどは著者の意見はもっともだと思います。ブロガーの口コミの裏事情なども興味深くためになります。

しかし、それは好みや価値観の違いなのではと思うこともあり、全面的には賛同しかねます。例えば、テーブルにプロジェクトマッピングを施し料理と一体化する店があり否定的に書かれていましたが、食事の場の雰囲気を大切にする人には好まれそうですし、創造的な面白い試みだと感じました。批判する側もグルメなので、食とはこうあるべきという信念が強いので快く思わないのでしょう。また、自分の故郷ばかり褒めるのも少し自慢のようで好きではないです。

グルメにも色々なタイプがいることが分かった1冊でした。



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[ 2018/08/19 10:42 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

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