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2018年08月04日(土)

バビロン 1 ―女― 



著者:野崎まど
発売日: 2015/10/20

評価〔B-〕 検察の職業ものとしても読めます。
キーワード:検察、サスペンス、

「正崎さんっ、なんなんですかその紙・・・・・・ッ!」(P36より抜粋)


検察官の正崎善はある事件の証拠物件の中から、異様な品を発見します。捜査を続けていくうちに、予期しない事態へと発展していく検察ものです。続きもの。現在3冊目まで出ていて、まだ終わらない模様。

個人的に著者はSF作家のイメージが強いので、こうした専門職の人にスポットを当てた物語を書くとは意外でしたけど、検察組織の様子や捜査の現実が細かく書かれていてそれだけでも興味深いです。一見よくある推理小説のようですが、次第にその雰囲気は変化し終盤では違う印象で終わります。

普通でない何かを書くのが上手いのですが、これまでのSF作品以上に現実味を重視しています。そのせいか、より不可解さや不気味さが増しているのではないでしょうか。

まだというか、ようやく事件が始まったばかりなので評価しづらいですが、今のところテンポ良くも意外性もあり面白いです。ただ、これだけ大きな話なので、それに見合った結末でないとがっかりしそう。他の作品と同じように驚きとともに終わるといいなあ。


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[ 2018/08/04 22:37 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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