2018年03月07日(水)

湯神くんには友達がいない 1 



著者:佐倉準
発売日: 2012/11/16

評価〔B+〕 いなさそうで案外いそう。
キーワード:友達、高校生、学園、

「俺はウジウジと過去の人間関係に脳の容量を使うつもりはない!」(本文より抜粋)


友達がいないと書かれた場合はたいていいるものですが、本書の場合は湯神くん本人が必要ないと言いきっているので、この題名は合っています。一方、主人公兼語り手の綿貫ちひろは、転校ばかりで親友ができなかったため、この学校では仲の良い友達を欲しがっています。境遇は似たようなものですが、彼は自信満々に楽しく過ごし、彼女は悩みながら焦りとともに学生生活を送る──二人の違いが際立って面白いです。

クラスメイトからは偏屈と評されている湯神ですが、彼の意見を聞くと共感はともかく理には適っています。素行が悪いわけでも意地悪でもなく、自分の価値観に合うことだけしていて、笑ってしまうけれど清々しいです。周囲の人にとっては、彼の勉強の成績や運動の能力も高いので面倒くさいところなのでしょう。

恋愛漫画になってしまいそうな展開でも、彼は相手の気持ちを考えずに我が道を行くので、あまり嫌な気分にならない面白い漫画として楽しめそうです。



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[ 2018/03/07 21:09 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

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