2018年02月26日(月)

世界は素数でできている 



著者:小島 寛之
発売日: 2017/8/10

評価〔B〕 著者の素数愛にあふれる一冊。
キーワード:素数、数学、リーマン予想、ゴールドバッハ予想、フェルマーの小定理、

オイラーは1737年に、素数の個数に関する驚くべき発見をしました。(第3章より抜粋)


1と自分自身以外では割り切れない2以上の整数――素数について定義から最新の研究まで網羅した、素数の包括的解説書です。

面白さは読む人の数学的知識に依存しそうです。新書は専門的知識がない人のための分野別入門書だと思っていたのですが、本書は素人が読むには難し過ぎます。確かに基礎も書かれていますが、進むテンポが速すぎて気がついたら専門家レベルになっていることが多々あります。なるべく易しく解説を心がけているのが文章から読み取れますが、私のようにゼータ関数をちょっと知っているレベルでは、途中からは難しくて読むだけで一苦労です。

素数の面白さを知ってもらおうと数式以外のことも紹介しています。グロタンディーク素数が取り上げられていて、なんかホッとしました。この話は知っていましたけど、こういうエピソードが入っているのは良いですね。どちらかというと、このような素数に関する逸話が多いのかと思っていました。

途中で科学の記者にしては詳し過ぎると疑問に思い、経歴を見てみたら数学科を卒業していました。納得です。

興味深くはあるが難しかったの一言です。大学の数学科の学生くらいの知識があれば、楽しめそうですね。後で時間がある時に、ゆっくり再挑戦してみます。



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[ 2018/02/26 21:24 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

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